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2022年7月26日 (火)

「80歳の壁」④ 栄養不足は、確実に老化を進める

      

今日は令和4年7月26日。

  

前記事に引き続き、

「80歳の壁」(和田秀樹著/幻冬舎新書)

より。

  

食事の量もそうです。くどいようですが「少し太っている人のほう

が長生き」というデータは世界中にあります。つまり、太り気味で

あるほうが好調だと体のほうが知っていて、脳を通して「食べたい」

という信号を伝えているとも考えられるわけです。

たしかに60代くらいまでは、塩分の摂り過ぎも、健康を損なう原

因になるかもしれません。しかし80歳も目前の幸齢者になったの

なら、その常識は一度忘れたほうがいいと思います。

「食べたいものを我慢してダイエット」など自ら寿命を縮める行為

です。栄養不足は、確実に老化を進めるからです。

もちろん、無理に食べる必要はありませんが「食べたい」と思うな

ら、我慢せずに食べたらいいのです。

(95~96p)

  

気をつけなければならないのは、現在の私は60台であることです。

60代の太り過ぎはよくないのです。

夏休みに入ってから、ささやかに15分間サイクリングを始めました。

少しでもやせて、2学期を迎えたいです。

ただ80歳近くになったら、この文章を思い出しましょう。

食べたいと思ったら、食べる。

きっとその頃もブログはやっていると思うので、

「80歳」で検索して、読み直したいです。

  

  

前頭葉の働きが衰えると、日常生活では次のような変化が生じてき

ます。

たとえば、考えることが面倒になる、感情をうまくコントロールで

きなくなる、喜怒哀楽が激しくなる、意欲が衰える、集中できなく

なる、などです。

人間の体はよくできており、使わない機能は退化していきますが(

廃用性萎縮と言います)、使えば活性化していきます。とくに脳は

その傾向が顕著です。

つまり、衰えるに任せておけばどんどん衰退しますが、奮起して使

えば活性化させることができるわけです。

そして、最も効果があるのが「したいことをする」ということです。

前頭葉にとって、それはとても刺激的なことで、脳が活性化するの

です。

(102~103p)

  

町内会長として、地区のお年寄りと出会うことが増えました。

その中には、些細なことで怒る方がおられます。

前頭葉が萎んできてしまっているのかなと思います。

前頭葉は大事です。自分らしく最期を迎えるためにも、

前頭葉を退化させない生き方をしたいと思います。

それは60台の今からでもやるべきことでしょう。  

  

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楽餓鬼

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