「名古屋『駅名』の謎」を読みました
今日は令和4年6月19日。
この本を読みました。
「名古屋『駅名』の謎」(谷川彰英著/祥伝社黄金文庫)
かつて地名に夢中になっていた頃に、
谷川彰英さんの本と出合っていました。
やっぱり地名は面白いと思い出させてくれた本です。
引用したいところはいくつもあるけど、
隣の「豊橋」に関する文章を引用します。
その豊川を少し下ったところに、鉄筋でできた「豊橋(とよばし)」
という大きな橋がある。この「豊橋」が「豊橋市」の起源になった。
この豊橋は慶長六年(1601年)家康が東海道の整備に当たって、
東海道の五大官橋の一つとして架けたものである。当時は吉田大橋
として百二十間(216メートル)の長さであったという。その当
時の橋は今の地点ではなく、さらに70メートルほど下流にいった
ところで、今は小さな公園として、かつての橋げたなどが保存され
ている。
明治二年(1869年)六月十九日、版籍奉還に際して吉田藩は「
豊橋藩」に改称された。吉田藩は伊予にも同名の藩があったためと
もいわれるが、定かではない。そして同時に、従来の「吉田」とい
う地名を「豊橋」と改めた。それはあくまでも豊川に架かる「豊橋
(とよばし)」によるものであった。
「とよばし」より「とよはし」のほうが音がきれいだということで、
その後「とよはし」と澄んで呼ばれるようになった、ということで
ある。
(92~93p)
(93p)
この暗い写真は気になります。
豊橋(とよばし)は、毎週心療内科に通う時に渡っている橋です。
そこから70メートル下流に小さな公園があって、
昔の橋の橋げたなどが保存されているらしい。
この写真ではよくわからないです。
自分の目で見てこないといかんなあと思います。
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