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2022年4月 9日 (土)

誕生日に読み切った「彼の名はウォルター」

     

今日は令和4年4月9日。

   

61歳の誕生日。

昼食は天丼が美味しいお店に奥さんと食べに行きました。

墓参りにも行きました。

退職して時間ができたので、

片道30分の墓参りも、もう少し行くことができるでしょう。

晩は1冊本を読破しました。

61歳最初の記念になる本でした。

   

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「彼の名はウォルター」(エミリー・ロッダ著/さくまゆみこ訳

/あすなろ書房)

  

本によっては、読みだしてみてわけがわからなくて、

読むのを止めようと思ってしまう本があります。

結局、読むのを止めてしまった本もあるのですが、

この本は、止めずに読み切ってよかったと思います。

この本を読みだした人は、よくわからないおとぎ話がでてきても、

食いしばって読みつづけましょう。

どれくらいだったか、面白くなってきます。

今日中に読むつもりはなかったのに、

途中から

「今晩で読みきろう。これを61歳になった記念の本にしよう」と

思って読み切りました。

  

少しネタばらしをすると、第一次世界大戦時の

インフルエンザの大流行にも触れます。

知っていることとつながるのはうれしい。

  

この本は、新聞の書評で知った本です。

新聞を読んだことで知った本であることでも、

価値があります。

新聞から行動に移って、いい出合いがありました。

   

新聞の書評を読んでいない人でも、

私の記事を読んで興味をもった人は、

読んでみてください。

児童書のジャンルに入る本ですが、

最初の面白くないおとぎ話を乗り切って読み続ける児童生徒は

どれくらいいるのだろう。

ぜひ乗り切って、この本の良さを味わってほしい。

 

最後の1行は「彼の名はウォルター」で終わります。

この1行が感動を誘います。  

  

勤務校の中学生にも教えたい。

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