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2022年3月28日 (月)

「疑惑 JAL123便墜落事故」① 8月14日日航の重役は落合さんに面会していた

      

今日は令和4年3月28日。

   

この本を読みました。

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「疑惑 JAL123便墜落事故

 このままでは520柱は瞑(ねむ)れない」

(角田四郎著/早稲田出版)

  

1993年12月28日発行の本です。

事故から8年しか経っていないけど、十分に迫っていました。

引用します。

  

(8月)14日、現場からのテレビ中継を見ていた私を日航がまた

驚かせたのである。墜落現場に日航の白いつなぎ服がうようようご

めいている。後の新聞で見ると遺体捜索中の自衛隊員や機動隊員と

は全く異なる行動である。機体の写真を撮ったり、のぞき込んだり。

つまり機体の調査を目的に入山しているのである。この時点で彼ら

の行動に疑問を語るコメントはマスコミになかったが、私は腑に落

ちない思いがしてなかった。事故が日航の不備で起ったか否かはま

だわからない。わからないのであるから、その可能性もある。にも

かかわらず、日航は警察が現場検証をする前に現場で何かしている

なんて・・・・。

(79p)

   

疑惑がたくさん書かれた本でした。

その一つです。

   

  

後日判明したことと合せて記すと、日航本社重役2名が(8月)

14日午前10時半頃、落合さんが入院中の多野総合病院を訪れ、

「顔を見るだけ」と大野院長に見舞い面会を頼み込んだらしい。

このとき、落合さんは吉崎さん親子と共に集中治療室にいた。面

会した重役談(「週刊新潮」)でも「落合さんは顔がハレていて、

包帯でグルグル巻きになっておられ・・・」とある。落合さんが

社員であれ、部下であったにしても、今は生き地獄から命からが

ら救い出された重症患者に他ならない。しかも、救出から24時

間にも満たない時間に、事故調査委員会や警察をさしおいて面会

したという事実に私はまず仰天した。その上、たとえ面会中に落

合さんの方から話は始めたとしても、(事実がわからないが)そ

れを制止するべきが、見舞い人の重症者に対して取るべき態度で

はないのか。にもかかわらず公表された「証言」は驚くほど詳細

かつ整然としている。大変気丈な女性だなと思ったが、この「証

言」本当だろうか・・・・疑心を抱いたりもした。

(71p)

   

ここにも疑惑あり。

  

しかも、この「松尾芳郎」「真弓義康」という2人の取締役は、

2人とも落合さんの上司でもなければ福利厚生部系統の人でもな

い。つまり落合さんを見舞う立場にない人物である。こんな人が

落胆と苦渋に満ちた乗客家族等を尻目に、また一般乗客生存者を

見舞う前に何故こんなことができるのであろう。

(72p)  

   

あやしいのである。

前出の関川氏(航空評論家の関川栄一郎)が、TBSテレビで発言

した「航空自衛隊の無人標的機がぶつかった可能性という説も出た。

この説は後に航空評論家の吉原公一郎氏も具体的論拠を上げて他誌

に発表している。

(162p)

   

事故直後から無人標的機がぶつかった可能性は言われていたようです。

     

  

この報告書(事故調の最終報告書)が結論づけた「隔壁説」の証明

にも大きな影響を及ぼすはずの相模湾海底に落下したと推定される

機体尾部の捜索にすら、ほとんど熱意は示さず、各方面から海底探

索の必要性を鋭く指摘され、事故後3カ月を経た11月になって行

われている。

(174p)

   

ともかく、事故調査委員会自らが企てた「推論」以外は「推論にす

ぎない」と無視し、その否定証明を一切行っていない。始めから「

事故原因はかくあり」と定めて、そこに好都合な材料だけをかき集

めようとした感が、ありありと見られる。そんな原因究明方法があ

ってよいものだろうか?

(175p)

   

37年が過ぎようとしているので、事故後8年しか経っていない時期に

これだけの疑惑があったことに驚きます。

とっくの昔に、疑惑は始まっていたのです。

私は昨年やっと疑惑をもちました。

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