「吾妻鏡(上)(中)」読破/阿津賀志山での戦いがやっぱり気になる
今日は令和4年2月22日。
今日は2022年2月22日。
何とたくさん2が並ぶ日です。
西暦の月日で2が6こ登場するのは
1222年2月22日以来800年ぶり。
それは鎌倉時代、承久の乱の翌年となります。
その承久の乱のことも書いている歴史書を
マンガで読んでいます。
この2冊を読みました。
「ワイド版マンガ日本の古典14 吾妻鏡(上)」
(竹宮惠子作/中央公論新社)
「ワイド版マンガ日本の古典14 吾妻鏡(中)」
(竹宮惠子作/中央公論新社)
面白くて、一気に2冊読んでしまいました。
明日の天皇誕生日で下巻を読む予定です。
上巻は頼朝挙兵に始まり、木曽義仲の挙兵、
木曽義仲と義経との戦い。
一の谷の戦い。
ラストは頼朝の娘大姫の許嫁、
義仲の子義高が殺されるところ。
中巻は義経と平家の戦い。屋島の戦いに壇ノ浦の戦い。
義経の死と奥州征伐。曾我兄弟の仇討ちも描かれていました。
義経亡き後の奥州征伐の歴史が私には抜けていたので、
勉強になりました。
義経を死に至らしめた藤原泰衡と源頼朝の戦いです。
阿津賀志山での戦いは、以前の記事を思い出します。
※ここでも道草 番画〈535〉阿津賀志山の戦い(2021年11月30日投稿)
阿津賀志山に造られた防塁は相変わらず興味のあるところです。
泰衡の異母兄にあたる大将、藤原国衡(くにひら)に対して、
今注目の和田義盛が弓矢を射かけます。
その弓矢は、国衡の鎧の左袖に的中します。
その後、国衡は首を獲られてしまいます。
この場面、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で描かれるかな。
こんなシーンが見てみたいです。
上・中巻を読んで、冷徹な源頼朝がよくわかりました。
みんなに恐れられている源頼朝でした。
唯一ものが申せるのは、政子のみ。
頼朝のブレインになる大江広元も注目した方がいいなと思いました。
こんなに登場人物が多く、大小さまざまな出来事があるお話。
大河ドラマはこの1年で描き切れるのでしょうか。
明日は朝から下巻を読もう。
コメント