« 2021年11月9日 | メイン | 2021年11月13日 »

2021年11月12日

2021年11月12日 (金)

「巨大暗記カード」を使った実践中

    

今日は令和3年11月12日。

    

中学校の特別支援学級で社会科をどう教えるかは、

ずっと検討課題でした。

 

一つの転機は昨年夏でした。

ここでも道草 教科書代わりに「ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中学歴史」を利用し始めた(2020年8月23日投稿)

  

教科書ではなく、

ダイジェスト版であるテキストを使うことにしました。

これによって、ある程度計画を立てて

学習を進めることができるようになりました。

   

でもまだ力がついたようには思えませんでした。

  

社会科は暗記教科として批判されますが、

やはり覚えていかなければ、蓄積ができず、

本当の理解に至りません。

特別支援学級でも暗記を重視しようと考えました。

  

そこで始めたのが「巨大暗記カード」です。

よくあるリングで束ねた暗記カードの大型版です。

縦9cm、横20cm弱のカードです。

黒板に貼れるように、カードの裏面には磁石がついています。

暗記カードのように、問いと答えが表裏にはなっていません。

問いのカードと答えのカードは別々です。

授業では、問いのカードを貼って、

その横に答えカードを貼っていきます。

 

一通り貼り終わると、生徒の順番を決めて、

暗記するカードを指定します。

最初の子が1枚目の答えカードを暗記します。

2番目の子が2枚目の答えカードを暗記します。

3人目以降は同じです。

そして答えカードを外して、順番に答え合わせをします。

それが終わると、順番をずらします。

最初の子が2枚目の答えカードを暗記します。

2番目の子が3枚目の答えカードを暗記します。

3人目以降も同じです。

そして答え合わせをしていきます。

これを繰り返していって、

全員がすべての答えカードを暗記するようにします。

   

この説明でわかりますか?

実際にやってみないと、わかりにくいと思います。

明日はサークルがあるので、実際にやってみせて、

意見を聞こうと思っています。

「リニア新幹線と南海トラフ巨大地震」読破

     

今日は令和3年11月12日。

    

「平将門4」と並行して読んでいたこの本を読破しました。

61deoqxxis

amazon

「リニア新幹線と南海トラフ巨大地震」

(石橋克彦著/集英社新書)

  

南海トラフ巨大地震が起こることが想定されているのに、

トンネルばかりで高速な鉄道を作っても大丈夫なのか。

リニア新幹線は、今からでも遅くないから、

やめるべきだという本でした。

    

今まで気がつかなかった視点を与えてくれた本でした。

  

72pからの「リニア活断層地震の惨状」を頑張って引用したい。

  

東海道新幹線においては、南海トラフ巨大地震が発生して(中略)

富士川河口断層帯が連動したとき、そのなかの入山瀬(いりやませ)

断層が同線の富士川鉄橋の真下を通っているから、最悪の場合は鉄

橋が切断され、西側が何mか隆起する。列車が疾走していれば、定

員1300人の16両が引きちぎられ、跳ね上げられて、河原や川

岸に叩きつけられる。超大型旅客機が墜落したような惨状を呈する

だろう。

しかし、それでもまだ、リニア中央新幹線と交差する活断層で大地

震が発生するよりはましだろう。ひとえに明かり区間であるからだ。

多数のクレーン車を投入し、人海戦術で車両を切断し、残骸を吊り

上げ、乗客の救出にあたることができる。路線の復旧も、困難では

あろうが、1~2年で何とかなるかもしれない。

リニア中央新幹線の場合は、(中略)断層帯のどれかでM7前後以

上の大地震が起こると、そうはいかない。ほとんどはトンネル内で

ズレ破壊が起こる。現場を疾駆する列車がいても早期地震警報シス

テムは用をなさない。地震発生と同時に、トンネルと列車がある幅

で切断される。逆断層が多いが、その場合は何mかの段差を生じる

だけではなく、隆起側が斜めに沈降側にのし上げる形になり、地盤

の短縮が生じる。(中略)山岳トンネルは路盤から天井までが

7.7メートルだが、その半分近くが食い違ってしまうことも起こ

る。列車はちぎられ、砕かれて、一部が地山に咥え込まれてしまう

だろう。

時速505キロが瞬間的にゼロになったとき、断層運動に直接巻き

込まれなかった車両であっても、シートベルトもなしの乗客がどう

なるのだろうか。最寄りの斜坑も破壊されてしまえば、救助隊はト

ンネル坑口から入るのだろうが、ズレ破壊した断層から離れたトン

ネル内でも損壊が多かったり(とくに逆断層の隆起側)、ほとんど

全車両やガイドウェイが破壊し散乱していたり、大量出水があった

りして、容易にズレ破壊現場には近づけないだろう。余震が頻発し

ており、大余震でトンネルの損傷が拡大するかもしれない。そもそ

も情報ケーブル類が切断され、どこで何が起きたかわからないので

はなかろうか。

悪夢の大惨害の期間が過ぎたあと、復旧に関しても、明かり区間な

らば何とか可能性を探れるかもしれないが、トンネル区間では困難

を極めると思われる。2~3m以上の横ズレした場合でも、逆断層

で大きな段差と広範囲の傾動が生じた場合でも、長距離にわたる再

掘削が必要になるだろう。しかし、地震の規模、被害の程度、地質

条件などによって、またリニア新幹線に対する社会の見方などによ

って、最悪の場合には経費的・技術的制約も含めて、復旧せずに廃

線にするという判断も強いられるかもしれない。

(72~74p)

   

トンネル内での事故の恐ろしさがわかる文章です。

そして廃線となるかもしれないという文章を読むと、

福島第一原子力発電所が思い浮かびました。

巨大なものが廃炉・廃線する可能性を感じます。

トンネル内を時速500km以上で走る危険性も感じます。

そんなに速く走る必要が、現時点であるのでしょうか。

  

出来上がるのが当たり前と思っていたリニア新幹線。

考えさせられました。

  

最近の写真

  • Img_8078
  • Img_8077
  • Img_9636
  • Img_9635
  • Img_9634
  • Img_9633
  • Img_9632
  • Img_9631
  • Img_9630
  • Img_9629
  • Img_9628
  • Img_9627

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉