番画〈425〉〈426〉:ウルトラQ 206便消滅す 福祉に経営の考えを入れた小倉昌男
今日は令和3年10月3日。
番画です。
〈425〉「ウルトラQ 27 206便消滅す」
(2021年9月27日放映)
〇今回のストーリーは納得の行くものだった。
異空間への入り口が存在しそこに入ってしまった体験。
アザラシの巨大な怪獣もよかった。
怪獣が206便に迫ってくるシーンは、
子どもの時に見た覚えがあった。
55年ぶりに記憶がよみがえった。
〈426〉先人たちの底力 知恵泉 福祉の世界に新たな風を!
小倉昌男 (2021年9月7日放映)
〇1964年東京パラリンピック
海外の選手は49パーセント仕事に就いていた。
日本の選手は仕事に就いている人は少なかった。
福祉施設で守られた存在だった。
〇1976年(昭和51年)障害者雇用促進法制定
障害者の法定雇用率1.6パーセントが企業に義務付けられた。
実際は大企業ほど守られていなかったり、
身体障害者のみで知的障害者や精神障害者は雇われていなかった。
〇ゲスト
東ちづる まぜこざ一座
村木厚子
塚地武雄
〇小倉昌男(1924~2005)
宅配便を始めた人 クロネコヤマトの宅急便
〇1991年妻が59歳で急死。
60歳になったら、故郷で福祉ボランティアをしたいと言っていた。
〇1993年福祉財団を設立。
〇共同作業所の見学 主にリサイクルの仕事
月給1万円の世界にショックを受け、これではいけないと思う。
〇「福祉のことなら
私の出る幕ではないが、
経営のことなら出番がある。
前途は多難だが、
闘志がわいてきた」
〇福祉に経営の考え方を入れようとした。
抵抗にあう。
「私たちがやっているのは福祉であって、企業活動ではない」
〇障害者を大切に保護するか、自立させるかが混沌とした時代だった。
〇小倉は、金儲けは汚いことではないことを説いていく。
小規模作業所パワーアップセミナー 1996年スタート。
〇工賃をあげる方法を考える。
それまで共同作業所の考え方は出来高払い。
固定費として給料を考えるべき。
月給10万円をめざす。
働くことが”生きがい”になるといい。
〇小倉はパン作りを提案する。
〇他人を動かすにはまず自分が動け。
小倉はパン店をオープンする。
店内にパンの香ばしい香りが漂う店。
1998年6月。
〇「うまくいかなかったら
反省してやり直せばいい。
しかしやらなければ、
絶対にわからない」
〇パン店は成功し、フランチャイズ店が全国に増える。
2019年にはベトナムにもできる。
〇東ちづるさんの考え方
「焦らない」「諦めない」「頑張らない」「無理をしない」
福祉の考え方を変えた人だと思いました。
障害者を守るだけではなくて、
障害者が働いて自立することを目指しました。
今はその考えになっていると思います。
職場に障害者がいることが、職場にもプラスになると考えます。
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