番画〈416〉:稲垣浩監督「待ち伏せ」
今日は令和3年9月25日。
前記事で映画「007 スペクター」(2015年)を、
アマゾンプライムビデオで見たことを書きました。
そしたら何と、明日の晩に、
テレビ朝日系列で放映されることを知りました。
10月1日に新作が上映されるので、
このタイミングで放映されるのですね。
自分も、新作上映を知って、
いつかは見たいと思っていたことを実行しました。
人間の考えることは、大きく違わない。
今日も映画を見ました。
〈416〉映画「待ち伏せ」(1970年日本)
(2021年9月23日放映)
〇51年前の映画。「ウルトラQ」に匹敵する古さと思えば、
大昔の作品だ。
〇豪華キャストです。
三船敏郎 石原裕次郎 勝新太郎 中村錦之助 浅丘ルリ子
土屋嘉男 有島一郎
このキャストを見て、録画して見たくなった。
今の若い人は、そうは動かないでしょう。
でも51年も経つと、ご存命なのは浅丘ルリ子のみ。
50年は長い。
〇茶屋の娘、お雪役の北川美佳。
この方が、三船美佳の母親だと知る。
そうなんだと思う。
〇映画のあらすじは、このサイトが詳しい。
どんな映画だったか思い出す時はここを見たい。
このサイトで読んだ感想のうち、なるほどと思ったもの。
三船に勝に萬屋に裕次郎。
東宝、大映、東映、日活。
(松竹何処行った?)
各社の人気スターがこんな形で集まると何か目に見えない力学が働
いてしまうのかもしれません。
宮本武蔵が二人もいるし、時代劇が全く似合わない男もいるし、用
心棒と座頭市が同じ画面に収まっていたりするし...
自身最後のメガフォンとなった稲垣浩をもってしても一つに纏まら
なかった。
例えて言えば、どちらが勝とうと勝敗にはあまり関心が向かない華
やかなプロ野球オールスターゲームの緊張感の中で、桑田真澄対清
原和博とか藤川球児対アレックス・カブレーラなどのめったに見れ
ないワクワク対決が四球で終わってしまった...
みたいな作品でした。
〇いい感想だなあ。
〇もう一つ、この映画の監督について。
稲垣浩監督。
あの映画「野盗風の中を走る」(1961年)の監督だ。
「待ち伏せ」が最後の監督作品だった。
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