日めくりより/「名刺」は昔、本当に刺していた?
今日は令和3年8月29日。
日めくり「雑学王」(TRY-X)より。
これについては「チコちゃんに叱られる」で違うことを
言っていたぞ。
そう思って調べました。
※ここでも道草 番画〈224〉〈227〉(2021年5月4日投稿)
「チコちゃんに叱られる」では次のように説明されていました。
〇質問「名刺が”名を刺す”と書くのはなぜ?」
チコちゃんの回答「”刺す”が”書く”という意味だから」
う~ん、これだけでは思い出せない。情けない。
そこで次のサイトに頼りました。
※What an Interesting World 名刺はなぜ「刺」と書く?
ちゃんと「チコちゃんに叱られる」を詳しく書いてくれています。
一部引用します。
そんな名刺は元々「訪問先が不在だった時に名前を書いた木を扉に
“刺して”帰っていたから」なんて由来が語られることも多いそうですが、
関尾先生によると「それは違います。誰に聞いたんですか?」
とバッサリ否定。
そして古代中国でこの「刺」という漢字には「書く」「書かれたもの」
という意味があったと関尾先生。
3世紀ごろの中国の辞典である「釈名」には「刺」という字に、
書くという意味があてられていたり。
という事はつまり、名前を書いたものという意味で名刺。
このサイトのおかげで、もう一度「チコちゃんに叱られる」を
見ずとも復習できました。
日めくりに書かれた説も、まあそういう説もあるということで、
全面否定はしないでおきましょう。
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