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2021年2月21日 (日)

番画:「プロフェッショナル」大人の本気度「タイムスクープ」こういう老人になりたい

   

今日は令和3年2月21日。

  

番画です。

  

〈102〉「プロフェッショナル 仕事の流儀 

  非行の根っこに寄り添う 少年育成指導官 堀井智帆」

  (2020年10月20日放映)

 

〇印象的な言葉がいくつもあった。

〇「大人像をぶっ壊す」

 大人は子どもに押し付けるだけではない。

 そうではない大人を示すことで、子どもは心を開く。

〇「大人も捨てたもんじゃない」と伝えたい。

 非行に走る子どもは、大人に期待していない子が多い。

 大人の本気度が大事。

 そうなんだ、本気度。

 目の前の生徒のためにどれくらい本気になっているかだ。

 退職まで本気度は上げたままでいたい。

 「本気度」キーワードだ。

〇生徒が問題を起こすのは、愛情を感じたいがため。

〇問題行動の基点にあるのは、虐待。

 虐待された子どもは、親になってどのように子どもを

 育てたらいいかわからない。虐待の連鎖。

 断ち切りたいと堀井さんは思っている。

〇虐待の連鎖は、30年ほど前に

 中学校に勤務していた時にも感じた。

 結婚しても子どもをつくらない方がいいといった消極的指導だった。

〇「私たちのしたことが、いつその子の心に届くかわからない。

  だからいつまでも諦めないでやり続けることが大事」

 教師としてこの気持ちは持ち続けてきたつもり。

 これからも。

〇虐待された子ども「生まれてきてゴメンナサイ」という気持ちに。

 それを「生まれてきて良かった」にするのがプロフェッショナル。

  

  

 

〈103〉「タイムスクープハンター アンコール 緊急警備、

  辻斬りを阻止せよ!」(2020年10月19日放映)

 

〇調べると、最初に放映されたのは2012年5月1日。

 シーズン4になる。

〇充実の30分間でした。傑作だ。

〇江戸時代、辻番と呼ばれる人たちが町の治安を担っていた。

 辻番=1629年辻斬りの防犯対策として幕府が大名・旗本に

 設置を命じた。

〇辻番を町人が請け負うことがだんだん増えていった。

〇68歳の新人辻番が格好がよかった。

 人手が足りない状況で68歳の八兵衛が雇われる。

 若い辻番たちは、勤まるわけがない、

 いざという時に足手まといになるという理由で、

 八兵衛に自主退職を勧めようとしていた。

〇その八兵衛が活躍する。

 昔取った杵柄を発揮する。

 でも偉ぶらない。

 老人はこうでなくてはと思わせてくれた番組だった。

 自分もこんな老人に、先輩になりたいと思った。

〇辻番は後には高齢者が多くなったそうだ。

 受け手がいなかった事情もあるだろうが、高齢者でも勤まったくらい、

 江戸時代の治安が安定したとの考えられるそうだ。

〇9年前だから、八兵衛は77歳。今も達者かな?

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