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2021年2月28日 (日)

20210227報告 オンラインキミヤーズ塾

   

今日は令和3年2月28日。

  

昨日のキミヤーズ塾のオンライン講座について、

今からまとめようと思います。

  

〇先日、過去の記事を読んで、キミヤーズの実践を振り返った。

ここでも道草 2年前の記事を読んで、あらためて・・・(2021年2月2日投稿)

 今回のキミヤーズのラストで、

 麻生武先生があらためて言っていった。

 「自分が大事に思っていることを、面白いと思っていることを

  子どもに伝える」

 「自分を基準に教育をしよう」

 麻生先生が言っていることは一貫している。

 村上先生のように数列や循環小数を他の先生が

 教えなくてもいい。

 それぞれの先生で決めればいい。

 そして、私はやっぱり番画。番画を使った勉強をやりぬきたい。

 

〇今回のオンライン講座参加者は95名。

 オンラインだから沖縄からの参加者もいた。

〇2年ぶりなのか・・・・久々に村上先生の声を聴いて、

 キミヤーズの思想に触れて、すっかり忘れていた感覚を思い出した。

〇「先のことを思い浮かべる」大切さ。

 スケジュールを全て見せるのではなく、

 「次はなんやと思う」と予想させる。

 ローテーションカードで、予想タイムを予想させる。

 見通しを立てることが難しい発達障害の子どもにこそ、

 こちらは意図的に「先のことを思い浮かべる」体験を増やすべきだ。

 「近未来の予測」という言葉も講座で出た。

  

〇数列や循環小数という難しい内容を教えたい。

 そのためには創意工夫して試行錯誤して教える。

 自問する。

 社会科でもどう理解させるか困る項目がある。

 理解するだけでなく、その項目を楽しませるにはどうすべきか。

 社会科を楽しむ状態に子どもたちをさせるためには、

 どうするのか。

 そこまで考えないとね。

〇その結果、子どもが、難しいけどやってみる状態になれば、

 将来の就労につながる。

  

〇創作熟語の実践。これも久々に触れた。

 言葉に触れて、手あかをつけていく。

 言葉を操れるようになり、自分の思いを表現できるようになる。

 表現することができるようになれば、 

 人は人によって違うこともわかってくる。

 人間理解が進む。これも「つながり」になっていく。

  

〇ローテーションカードの究極の課題は人間関係の形成。

 そうでした、そうでした。

 キミヤーズ塾のテーマの一つは「つながり」だと再認識。

  

〇赤木和重先生のお話

 「文字や数字を味わう」という表現が印象に残っている。

 キミヤーズ塾の実践は、確かに「味わう」が適している。

 副産物として能力が身について、役に立つのである。

〇さらに赤木先生は今回「ノロイ」という言葉を連発した。

 先生は「”できる”のノロイ」「”同じ”のノロイ」

 「”みんななかよく”のノロイ」にとりつかれている。

 できるようにする、みんなと同じように動けるようにする、

 みんながなかよくなるようにする・・・・これらは正論だが、

 それらにとりつかれると、それ以外の教育の大事なことに気づかない。

  

〇ここであらためてキミヤーズ塾のテーマがよく考えられていると思う。

 「笑顔」「考える」「つながる」

 その結果(副産物)として「できる」   

 

充実の3時間15分でした。

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