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2020年12月20日 (日)

「苦しい時は電話して」① タイムリーな本でした

今日は令和2年12月20日。

  

タイムリーな本を読みました。

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「苦しい時は電話して」

(坂口恭平著/講談社現代新書)

  

この本を読むきっかけについては、この記事で書きました。☟

ここでも道草 吉岡逸夫さんの本等3冊、図書館に予約しました(2020年11月15日投稿)

新聞記事がきっかけでした。

毎日新聞に目を通しているわけではないのに、

この記事は見ることができ、注目し、

ブログに掲載して、本はすぐに図書館に予約しました。

そして昨日から読み始め、今日読み切りました。

  

 

今朝は早く起きて、30分ほど家事ができました。

洗濯、風呂そうじ、朝食の準備等。

以前にはできていて、最近できていなかったことができて、

いいスタートが切れた日でした。

でも失速。

もやもやした気持ちに覆われました。

その中でこの本は読めました。

  

坂口さんは躁鬱病です。

鬱の時の症状がとても共感します。

私は「死にたい」までは考えませんが、

「仕事を辞めたい」と思うことは、たびたびあります。

11月中旬はひどかったです。

そして今日も「仕事を辞めたい」と思いました。

この本では、鬱の症状がひどくなって「死にたい」と思った時は、

どのような状況なのか、坂口さん自身がそう思った体験と、

さらには電話相談をたくさん受けてきた体験から分析して

説明してくれています。

そして、死を選ばずに、どうしたらいいかを提案してくれています。

  

  

「仕事を辞めたい」と思った人がどうしたらいいか、

道を示してくれました。

タイムリーでした。

   

引用していきます。

  

09081064666

これは僕の携帯電話の番号です。

僕は「いのっちの電話」という、死にたい人であれば誰でもかけるこ

とができる電話サービスをやっています。もちろん無償です。本家本

元「いのちの電話」がほとんどつながらないという現状を知り、20

12年に一人で勝手にはじめました。

(3p) 

  

驚きの電話番号公開です。

新聞記事でも公開し、こうやって本にも公開したのであれば、

多くの電話がかかっているだろうなと想像します。

  

 

坂口さんも「死にたい」と何度も思っています。

  

そこでわかったことがあります。

死にたい時は、毎回、全く同じ状態なのです。

しかも驚いたことに、「いのっちの電話」にかけてきた人たちと、死に

たい状態について話をすると、彼らとも全く同じといってもいいという

ことがわかってきました。

死にたい理由はそれぞれで、とても個人的だからこそ、他の人は手を差

し出すことができず、止めることもできない。そう考えていた時もあっ

たのですが、今は違います。

死にたくなる状態とは、熱が出たり、咳が出たり、血が流れたりするこ

とと同じように、どんな人にも起こりうる症状だから対処可能なのでは

ないかーーー。

「いのっちの電話」を続けてきて、一番実感したのはこのことです。

(6~7p)

   

私にとっては「仕事を辞めたい」と思ったときの対処方法です。

参考になりました。

 

次の記事でも引用を続けます。

  

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