飽きさせない脚本/毎時間の授業の流し方で悩む日々
今日は令和2年10月11日。
昨日の朝日新聞「be on Saturday」版の「フロントランナー」では
ドラマ「相棒」が始まって20年の主演水谷豊さんへの
インタビューが掲載されていました。
一部引用します。
問:過去と比べない?
答:ええ、毎年、新シーズンに入るときに前と比べて変えようとか、
思ったことがない。いつも、さてさてこれから先に何が待って
いるのか楽しみで、先に向かっていこうと。その時その場で感
じることが一番だと思っています。
今日は何があるか、どうなるかを楽しめたらいいなと思います。
最近の私はどうも未来を楽しんでいないので、
水谷さんのように思えたらいいな。
日々学校で起こることは、
だれにだって予測不能のことです。
その状況で自分のベストを尽くせばいいのです。
とは思います。
でも水谷さんが上記のように思えるのは、
次の発言にヒントがあります。
問:放送期間は半年、撮影期間は7カ月。
マンネリ化させないのは大変です(ね?)。
答:やっぱり脚本が飽きさせないのです。監督陣、撮影も毎回、
何か新しいことをやってくれる。新しい世界が出てくるの
で、僕を、右京を、飽きさせない。(中略)
毎回、役者としては今までにない経験ができるんですね。
台本を読むと意表をつかれ、こんなことがあるんだなあと
いつも新鮮ですし、緊張もします。
「脚本」に注目します。
最近は私は「脚本」にこだわってドラマを見ています。
面白いか面白くないかは「脚本」を重視しています。
昨年が20年目だった「科捜研の女」は脚本が不調でした。
※ここでも道草 「科捜研の女」を見るのを、しばらくやめます(2020年1月8日投稿)
「相棒」では、飽きさせない脚本が、
そしてスタッフの新たな試みがあるようです。
それが水谷さんがこれからを楽しみにしている要因だと思います。
自分の仕事で考えるなら、
授業の流し方が脚本だと思います。
毎時間の授業の脚本で悩みます。
うまくいけば、生徒たちは知的に楽しめます。
次の授業も楽しみにします。
ただ最近は脚本に悩むことに少々疲れ気味です。
心療内科の先生には、もっと気楽に授業をやったらどうですか
と言われます。
そうなんですよね。
今の状況を変えたいです。
そんなことを思った記事でした。
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