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2020年10月 4日 (日)

「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争」/カラー化によって今に近づく

   

今日は令和2年10月4日。

  

この本を読みました。

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「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争」

(庭田杏珠・渡邉英徳著/光文社新書)

  

 

この本に載っていた写真を5枚、トリミングして載せます。

写真全部を見たい場合は、ぜひこの本を購入してください。

   

Epson488_2 

糸満漁師のふか捕り名人、上原亀さん。孫の準之助さんによると、

身長180cm余りで筋骨たくましく「仁王(ニワー)」という

あだ名だった。息子は数隻の船主として稼いでいたが、本人は小

型の木造船「サバニ」での漁にこだわっていた。沖縄戦を生き延

び、1954年、74歳で生涯を閉じた。(朝日新聞提供)

 

1935年の写真のようです。

この本にはページ数が記されていないので、

ページ数は紹介できません。

  

カラー化によって、ぐっと今に近づいてきます。

この写真が85年前の写真であって、

写っている上原亀さんは、

私が生まれる7年前に74歳で亡くなっていることに驚きました。

次の写真も同じように思いました。

 

Epson485  

1943年カリフォルニア州のマンザナー日系人強制収容所で体操

する人々。Ansel Adams撮影。

  

77年前の写真。

少女が、中学生くらいの年齢だとしたら、

現在は90歳前後となります。

カラー化によって古さを感じない、

というか、真実の景色に近づいたということなのでしょう。

 

  

前記事の「ファットマン」運搬映像と同じ時の写真がありました。

Epson484

1945年8月8日 翌日の長崎への投下に備えて組み立てられた

原爆「ファットマン」にサインする、開発者のノーマン・ラムゼー

博士。

  

この小さな「ファットマン」に、

7万人以上を死に至らせる力が詰まっているのですね。

原子爆弾はやはり恐ろしい。

  

  

つづく

  

  

  

  

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