« 「五重塔」を音読破/名を残したいと思う十兵衛に共感 | メイン | 映画「谷中暮色」を見ました »

2020年8月11日 (火)

「五重塔」② 「莞爾」と書いて「にこり」と読む

  

今日は令和2年8月11日。

  

前記事に引き続き、

「齋藤孝の音読破4 五重塔 幸田露伴・作」

(小学館)のことを書きます。

  

もう2p載せたいところがありました。

Epson400   

右から7行目の最後に注目してください。

「莞爾」と書いて「にこり」と読ませています。

これに驚きました。

  

「莞爾」と見て思い出すのは、「石原莞爾」です。

満州事変の首謀者の1人とされる陸軍軍人です。

そんな勇ましい人の名前「莞爾」の読みが「にこり」!

 

漢字の意味を調べましょう。

 

「莞」=にっこり笑うさま

「爾」=他の語の下について状態を表す

  

なるほど。

「莞爾」は「にっこり笑っている状態」だったのです。

  

生まれた時はやっぱり「莞爾」だったのでしょうね。

歴史で知る「石原莞爾」とのギャップに驚きました。

200pxkanji_ishiwara2 Wikipedia

コメント

コメントを投稿

最近の写真

  • Img_8523
  • Img_8520
  • Img_8519
  • Img_8518
  • Img_8522
  • Img_8521
  • Img_8517
  • Img_8512
  • Img_8510
  • Img_8508
  • Img_8507
  • Img_8504

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉