「生きるぼくら」① 東山魁夷「緑響く」
今日は令和2年5月24日。
勤務校の図書室で借りた8冊目の本を読破。
「生きるぼくら」(原田マハ著/徳間書店)
主人公の名前は麻生人生(あそうじんせい)です。
それでは引用していきます。
ネット情報によると、日本の引きこもり人口は70万人はいるそ
うだ。そのうち成人の引きこもりは8割を占めるらしい。引きこも
り予備軍は100万人以上とも。中には、引きこもり歴25年なん
ていう筋金入りの引きこもり職人みたいなのもいるいという。それ
にくらべれば、引きこもり歴4年の人生は、ヒヨッ子みたいなもの
だ。
(10p)
主人公の麻生人生は引きこもりでした。
この話は、引きこもりから脱して再生をしたストーリーでした。
何気なく、勤務校の図書館から引き抜いてきた本ですが、
現在関心を持っていることに関連していました。
それから、ばあちゃんは、人生とつぼみに教えてくれた。その画
家は、東山魁夷(ひがしやまかいい)という日本画家で、この風景
(御射鹿池/みしゃかいけ)をモチーフに『緑響く』という代表作
のひとつを描いたのだということを。
新緑の溢れる森と、それを映す磨かれた鏡のような湖面。その境
界線にすっと現れた、幻のような一頭の白馬。一度見たら決して忘
れられない、それはそれは美しい絵なのだと。
(147p)
美術作品が絡んでくるのは、原田マハさんらしさ。
こうなると、『緑響く』が見たくなります。
ここで見ることができました。
☟ ここでさらに情報を得ることができました。
以前、SHARPのCMでこの絵が使われた?
あまり覚えがありませんが、探しました。
2008年頃のCMでした。
YouTube: SHARP AQUOS シャープアクオス CM 「緑響く」篇 30秒
すっかり忘れていましたが、今回楽しめました。
このCMについては、ここ ☟ で勉強できます。
つづく
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