「談志の遺言」① 現状維持反対!
今日は令和2年5月31日。
この本を読みました。
「談志の遺言」(立川談志著/吉川潮監修/宝島社)
引用します。
10 「教える側」に求められるもの
ものを教えるやつに魅力がなけれ駄目なのです。
現代は、教えてくれる人、何かを促(うなが)したり、
止めたりしてくれる人がいないのだ。
家庭にも、学校にも、社会にも。
(24p)
う~ん、教えたり、促したり、止める人は、
魅力がないといけないということかな。
どうやったら魅力を持てるのだろう。
どういうのが魅力なのだろう。
少なくとも、周囲と同じことをやっていてはダメだと思います。
周囲の人たちがやっていないことをしないと
話にならないと思います。
ただそのやっていることが、創造的なら、
人を惹きつけるのだろうと考えます。
いい年になったけど、現状維持反対!
13 個の才能を伸ばせ
二×二(ににん)が四でも、底辺×高さ÷2でもA+Bの
二乗でもいいけど、こんなことは、中学の三年くらいで
やめて、あとはもうその人のもつ才能を伸ばしてやった
方がいい。技術者を、職人をもっともっと大事にして、
役人にするために大学なんかで遊ばしておくこたァねえ
んじゃないか・・・。
(28p)
賛成なのですが・・・・・・
今読んでいる本「みんなにお金を配ったら」に中に、
将来は多くの職業がAIにとって代わられることが
書いてありました。
技術者も職人も存在が危ないです。
そのような世の中で、どんな「個の才能」を
伸ばせばいいのだろうと考えてしまいました。
37 談志の落語
今は録音があり録画があるけど、どれほど感銘というか、
空気感まで伝えられるかわからないからね、
あたしの落語は、一期一会でしょうな。
(64p)
ふと、授業も一期一会だなあと思いました。
つづく
コメント