「本音で生きろ」⑤ 世の中で最も貴重な資源は、時間だ
今日は令和2年4月28日。
前記事の続きで、
「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方」
(堀江貴文著/SB新書)より引用します。
自分の意見をうまくアウトプットできないと悩む人もいるが、そ
れはたんにインプットしている情報量が足りていないだけだ。イン
プットの量とスピードを増やせば、自然とアウトプットの量やスピ
ードも増え、自分なりの考察が自然と湧き出てくるようになる。頭
を使うべきは、自分の考察をどうひねり出すかではなく、インプッ
トの量とスピードをいかにして向上させるかなのだ。
そして、日々の習慣として「考えること」を繰り返すこと。スマ
ホが使えなくても、数秒しか時間がなくても、考えることはできる。
考えることはなんだっていい。(中略)
情報をインプットし、アウトプットし、「考えること」を繰り返
す。ボーッとするのではなく、自分の時間を思考で埋めていくと、
ある瞬間に解決策やアイデアがふっと浮かぶようになる。自分の脳
を情報と思考で埋めれば、どうでもいいことで悩んでいる暇などな
くなってしまうはずだ。
(159~160p)
自分の脳を情報と思考で埋めることで、
アイデアが出てくるというのは、わかるような気がします。
考えるクセは大事ですね。
「インプットしている情報量が足りない」
この記事を思い出しました。
※ここでも道草 「本を読む人だけ」④ 300冊を超えたあたりで、何か語りたくなる(2020年1月9日投稿)
僕は人間関係についても新陳代謝を強く心がけている。
毎月新しい知り合いを一人作ろうとか、年齢や性別もバックグラ
ウンドも違う人と仲良くしようとか。
僕もそうだが、たいていの人は、ついつい同じ人とつるんでしま
う。安定した人間関係を築いて、その関係をずっと続けていこうと
する。同じ友人、同じ職場の同僚、同じ趣味のサークル・・・。
同じ人間関係からは、新しいワクワクすることはなかなか起きな
い。その一方で、変なしがらみができてしまい、自分の行動や考え
がしばられてしまうことになる。
それなら、今までとはまったく違うタイプの知り合いを毎月一人
でも作るようにすればいい。今まで会ったことのない人と知り合い
になれば、そこにまた新しい何かが生まれる。
(160~161p)
私は教師になる前から「教師」という職業を
出会いのツールにしていました。
就職浪人中に、北海道オホーツク岸を歩いた時には、
「来年は教師になります。何か教えてください」
「何か体験させてください」と言いまくっていました。
「教師」ということで、一肌脱いでくれる人は世の中に多いのです。
もちろん、脱いでもらったからには、
頑張って報いるようにしてきました。
「教師」でおれる時間も、2年切りました。
この堀江さんの文章を読んで、「教師」という立場を利用して
新しい出会いを作りたいと思いました。
今はやればなんでもできるような夢のような時代だということだ。
確かに、世界には悲惨な状況に置かれた国は多いが、少なくとも日
本はそうではない。
社会が安定していて、あらゆる面で高度なインフラが整備されて
いる。誰もがネットにアクセスできる。今の日本に生まれたという
だけで、最初から大当たりを引いたようなものだ。
(170p)
新型コロナウイルスによって、
社会は一挙に不安定になったと思います。
でもやれることの幅の広い国ではある。
そのことをもったいないと思わなくては。
これほどまでになんでも得られる恵まれた社会で、一つだけ心が
けておくべきことがある。
それは、”Give,Give,Give"。つまり、
惜しみなく人に与えるということだ。
僕は昔から、与えられた以上の価値を必ず相手に与えるようにし
ている。仕事でいえば、無茶に思える依頼であっても、知恵を絞っ
て取り組み、相手の期待以上のものを仕上げてきた。
(174~175p)
偉い!
最後の引用。☟
「おわりに」に書いてあったことです。
繰り返すが、この世の中で最も貴重な資源は、時間だ。時間さえ
有効に使うことができれば、自分のやりたいことはどんなことでも
叶えられる。
一方、時間を浪費することは簡単だ。言い訳したり、誰かの言い
訳を聞いているうちに、貴重な時間はあっという間に失われてしま
う。その時間で新しいチャレンジがいくつかできたであろうに。
矢沢栄吉ではないが、結局世の中には「やる奴」と「やらない奴」
しかいない。
(189p)
「やる奴」であり続けたいですね。
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