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2020年3月 9日 (月)

「ひきこもり支援 石川清」③ 「心の”鏡”になる」「自分から見捨てない」

 

今日は令和2年3月9日。

  

前日の投稿に引き続いて、1月14日放映の

プロフェッショナル 仕事の流儀 ひきこもり支援 石川清

より聞き書きをしたものを書き留めます。

  

ナレーター:(ひきこもりの人の)背中を押す時、石川は自らに

  ひとつのことを課す。

  「心の”鏡”になる」

Rimg2157  

石川:鏡ですね。

  鏡のように話し相手になって、本人が自分の気持ちを

  整理するっていうことを手伝うっていうのがすごく大事です。

  整理すれば、自分が何をしたいか、何をするかっていうことを

  再確認できますからね。

  あくまで本人が自分で自分の人生のことを決めるっていうことが

  大事なので。

  それを強制しないっていうことが、僕と彼の間の、

  彼が感じる安心感の源になっていますからね。

  

「心の”鏡”になる」というのはいい言葉ですね。

ひきこもりの人は、自分の言った言葉を石川さんが受け入れてくれて、

そして石川さんの鏡で跳ね返ってきた自分の言葉を耳にして

考えを整理する。

こういう教育手法はあります。

素晴らしい。

  

  

石川:ひきこもりの当事者の一番悲しいところは

  いろんなところから相手にされずに

  見捨てられちゃうってことですから、

  解決しないんですよね。放置しているとね。

  となると関わるしかないですからね。

  解決しようとしたら、

  「自分から見捨てない」っていうこと。

  まあ諦めちゃったら終わりですから。

  できれば、こんな仕事、無くなったほうがいいんですけれども、

  残念ながら当分の間はなきゃいけないかなっていうふうな気は

  しています。

Rimg2158

  

10年通ってまだ出会っていない件があるとのこと。

そこまでやらないと出会えない。

でも諦めずに通っている。

親にとってもありがたい存在だろうなあ。

教育で何ができるのだろう。

  

  

つづく

  

  

さあ出勤です。

今週は午前中勤務。

  

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