「ひきこもり支援 石川清」③ 「心の”鏡”になる」「自分から見捨てない」
今日は令和2年3月9日。
前日の投稿に引き続いて、1月14日放映の
「プロフェッショナル 仕事の流儀 ひきこもり支援 石川清」
より聞き書きをしたものを書き留めます。
ナレーター:(ひきこもりの人の)背中を押す時、石川は自らに
ひとつのことを課す。
「心の”鏡”になる」
石川:鏡ですね。
鏡のように話し相手になって、本人が自分の気持ちを
整理するっていうことを手伝うっていうのがすごく大事です。
整理すれば、自分が何をしたいか、何をするかっていうことを
再確認できますからね。
あくまで本人が自分で自分の人生のことを決めるっていうことが
大事なので。
それを強制しないっていうことが、僕と彼の間の、
彼が感じる安心感の源になっていますからね。
「心の”鏡”になる」というのはいい言葉ですね。
ひきこもりの人は、自分の言った言葉を石川さんが受け入れてくれて、
そして石川さんの鏡で跳ね返ってきた自分の言葉を耳にして
考えを整理する。
こういう教育手法はあります。
素晴らしい。
石川:ひきこもりの当事者の一番悲しいところは
いろんなところから相手にされずに
見捨てられちゃうってことですから、
解決しないんですよね。放置しているとね。
となると関わるしかないですからね。
解決しようとしたら、
「自分から見捨てない」っていうこと。
まあ諦めちゃったら終わりですから。
できれば、こんな仕事、無くなったほうがいいんですけれども、
残念ながら当分の間はなきゃいけないかなっていうふうな気は
しています。
10年通ってまだ出会っていない件があるとのこと。
そこまでやらないと出会えない。
でも諦めずに通っている。
親にとってもありがたい存在だろうなあ。
教育で何ができるのだろう。
つづく
さあ出勤です。
今週は午前中勤務。
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