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2020年2月 5日 (水)

2021年度から中学校で「がん教育」が始まる/がんと共存できる時代

  

今日は令和2年2月5日。

  

2月4日朝日新聞朝刊の記事です。

Epson237  

2月5日は「世界対がんデー」なる日でした。

したがって、上の記事だけではなくて、朝刊には

がんに関するいろいろな記事がありました。

その中で注目したのがこの記事。☟

Epson238  

8か月も休職していると、学校情報に疎くなっています。

2021年度から中学校で「がん教育」が始まるのですね。

私はがんに関心が高く、ブログでも何回か記事にしてきました。

その「がん」を生徒にどう教えるのか。

これは大きなテーマになりますです。

  

  

手元にある資料の中から、先日1年前の「天声人語」が出てきました。

がんに関する内容でした。

記事にしようとして取っておいてそのままになったのでしょうか。

いい機会です。ここに書きうつします。

いずれ「がん教育」の教材になるかもしれません。

  

2019年2月8日朝日新聞朝刊「天声人語」より

  

公開中の映画「がんになる前に知っておくこと」を見て。何年

か前のわが健康診断 を思い出す。胃に「影」が見つかった。

まさか自分が。再検査の結果を聞くまで、家族にあきれられる

ほど動揺した▼「がんが疑われて動揺しない人はいません」と

この映画を企画した上原拓治さん(45)。義妹を3年前、が

んで失った。自分には無縁な病気。そう思うから不安に陥る。

がんについて一からわかる映画を目指し、三宅流(ながる)監

督(44)とともに、医師や看護師、患者ら15人に取材。病

気と向き合う手立てを丹念に拾った▼助からない病の代表では?

「がんイコール死というのは30年も前の古いイメージ。いま

はがんと共存できる時代です」。専門医が力を込める。▼怖く

てしかたがない時は?「患者の恐怖を医学は解決できません。

」。医師が限界を率直に語る。何より頼りになるのは経験者の

生の声だ。患者たちはピア(仲間)サポートの部屋で不安をは

き出す▼治療に納得できない場合は?「医者はどうしても生存

率にこだわる。ですが優先されるべきは患者の生きがい」自身

もがんと闘う意思が答える。好例として挙げられたのは舌がん

の落語家。「高座に上がりたいから舌は切らない」と外科手術

を断った▼あせらず、あわてず、あきらめずーー。経営やスポ

ーツの哲学としてしばしば聞く心構えがそのままあてはまるで

はないか。生涯で2人に1人ががんを経験する時代、この病気

と付き合う「知恵袋」のような映画である。

  

 

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楽餓鬼

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