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2020年1月30日 (木)

「天声人語」/流氷の便りが届き始めた

  

今日は令和2年1月30日。

  

今日の朝日新聞朝刊の「天声人語」は流氷のことが

書いてありました。書き留めます。

  

今年も北海道から流氷の便りが届き始めた。知床半島の斜里町

ではきのう、紋別市ではおととい、沖合に浮かぶ氷が陸地から

観測された。列島各地で暖冬の話題をよく耳にするこの冬だが、

流氷の南下はほぼ平年通りだという▼この1世紀、流氷はどん

どん衰えているそうだ。「北海道ではいずれ見られなくなりま

す。いわば絶滅危惧種です」。道立オホーツク流氷科学センタ

ー所長の高橋修平さん(71)はそう話す。流氷の勢力は海を

覆う面積や期間で長短を測る。分析すると衰退は1930年ご

ろに始まっていた▼高橋さんらの研究班は、このペースで気温

上昇が続いた場合、流氷の存在する期間がどう変わるか調べた。

網走市周辺で流氷が来なくなる確率は、今世紀半ばに50%、

来世紀初頭には84%と見積もられるという▼高橋さんは、気

象庁職員だった父の転勤で少年時代の一時期を網走で過ごした。

流氷で埋まった港でスケートをし、学校では「危ないから流氷

には乗らないように」と注意されたと懐かしむ▼流氷はかつて、

漁船の行く手を阻む漁師の嫌われ者だった。だが大量の植物プ

ランクトンを育み、豊富な魚や、それを捕食する動物たちの食

物連鎖の土台だと理解されるように。水産は観光とともに地域

経済を支える柱だ▼取材で学んだのは、「氷晶(ひょうしょう)」

「はす葉(は)氷」「一年氷」などの流氷の多彩な呼び名。形

状により「いかだ氷」「氷丘(ひょうきゅう)」とも呼ぶそう

だ。産業だけでなく、暮らしに根づく郷土文化でもあると知っ

た。

  

おっといつの間にか1月下旬。

流氷到来が近づいてきました。

ここでも道草 網走と稚内のライブカメラで流氷観察(2020年1月8日投稿)

ライブカメラでの観察を真面目にやって、

接岸を見てみたいですね。

  

 

オホーツク岸の流氷も衰退しているのですね。

就職する前に見に行って正解でした。

引退してからでは、あの景色は見ることができなかったかも。

思い立ったが吉日ですね。

ここでも道草 1985年の流氷の写真(2020年1月6日投稿)

 

 

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