« 「君が地球を守る必要は・・・」① 鉄鉱床ができるまでの話 | メイン | パラリンピック〈12〉 車いすバスケと車いすラグビーの記事 »

2020年1月31日 (金)

「君が地球を守る必要は・・・」② 「西に沈んだ太陽を取りに行く話」はどの落語?

  

今日は令和2年1月31日。

  

前記事に引き続き、

君が地球を守る必要はありません

(武田邦彦著/河出書房新社)より

引用していきます。

  

  

アルミニウムは、別の理由でリサイクルが出来る。アルミニウ

ムというのはボーキサイトという原料からつくるけれど、ボー

キサイトを膨大な電気でアルミニウムにする。あまりに多くの

電気をつかので、「アルミ缶は電気の缶詰」と言われるほどだ。

だから、アルミニウムというのは金と同じように、いったん、

人間が使えるようになったら、それは貴重なものだ。

(83p)

  

「アルミ缶は電気の缶詰」

覚えていたいなあ、この言葉。そして授業で語りたい。

  

  

「希望」と「現実」は違う。その希望が「良いこと」だからと

いって他人に勧めるのは危険だ。環境を守るというのは希望だ

から、現実に環境を守れるかどうか、かなり慎重に考え、よく

勉強し、できれば自分でテストをして確認してから、他人に勧

めたり、社会的な運動をするのが良いだろう。

(85p)

  

  

そう思います。現在「温暖化」の勉強中。

この本を読んだのもその一環。

  

  

長文なので書き写しませんが、マヤ文明のアステカ王国が

スペインの将軍コルテスによって滅ぼされた話は

興味深かったです。

アステカ軍は必死であったため、非常に強く、

スペイン軍は敗退しました。

しかし、スペイン軍との接触によって、

アステカ王国に天然痘が流行してしまいます。

免疫のなかったアステカ王国では、王様をはじめとして

多くの人が天然痘で亡くなって、王国は滅びました。

  

この話、また後日調べてみたいです。

  

  

日本の落語にも、「西に沈んだ太陽を取りに行く話」というの

がある。ある人が夕方、太陽が西に沈むのを狙って、太陽を取

りに行こうと西に走る。走って走っても太陽にはなかなか追い

つかない。やがて疲れて眠り込んでしまい、翌朝、目を覚ます

と太陽は「後ろ」にいるじゃないか・・・・

「あ、しまった。太陽を追い越した!」というのがオチである。

(105~106p)

 

  

誰か知っていたら教えてほしいです。

この落語はどの話であるかを。

お願いします。

  

  

人間が「正しい」と思うのは、「本当に正しいこと」ではなく、

「その時の知識で納得できること」である。

(106p)

  

この本は10年前の本です。先に読んだ「『老人』のウソ」は

2年前の本です。両方に同じ文章がありました。

武田教授の信条でしょうね。

  

  

つづく

コメント

コメントを投稿

最近の写真

  • Img_8523
  • Img_8520
  • Img_8519
  • Img_8518
  • Img_8522
  • Img_8521
  • Img_8517
  • Img_8512
  • Img_8510
  • Img_8508
  • Img_8507
  • Img_8504

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉