「函館の大火」⑨/大火の記録 映像
今日は令和元年11月14日。
前投稿に引き続き、
「函館の大火 昭和九年の都市災害」
(宮崎揚弘著/法政大学出版局)より引用します。
映像も重要な役割をはたした。火災の現場で撮影されていた
のである。それは当時の新聞、北海タイムスに勤め、
社命により大火当夜札幌から函館までノンストップで
かけつけた救援列車に便乗していた近澤美智雄、木俣実樹雄に
よって撮影された。大火後映像は最初に函館で公開されたが、
その後はどの程度一般に公開されたのか、ニュース映画に
なったのか等明らかではない。北海タイムスの販売店を巡回して
上映されたことは分っている。現在でもネットで
「函館の大火」と検索すれば、その一部を見ることができる
(上映時間は3分20秒)。しかし、それまでである。
(226p)
「函館の大火 昭和九年の都市災害」が発刊されたのは2016年。
現在(2019年)もその動画は、ネットで見ることができました。
YouTube: 昭和9年函館大火の記録映像 1934年3月21日
それから45年後、昭和54(1979)年3月21日に
UHB(北海道文化放送)のテレビ番組(特番「ドキュメント
函館大火」)で、その映像フィルムが再生され、放映された。
それは大反響をよび、大火の記憶が改めてよびさまされたのであった。
(226p)
ここがじれったいです。
大火から45年後にテレビ放映されたけど、
残念ながらその番組を私は見ていません。
見たいと思っても、ネットで一部を見ることができるところまで。
北海道文化放送にお願いしたら、見ることができるかと言えば、
きっと難しい。40年前ですしね。
もっとテレビ番組をオープンにしてほしい。
以上で、「函館の大火 昭和九年の都市災害」からの
引用は終了。
この本は、我が家の本棚に入れます。
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