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2019年10月21日 (月)

冷泉家/「明月記」との再会 五月の節句

今日は令和元年10月21日。

  

前投稿に引き続き、9月7日放映の「ブラタモリ 京都御所」の

読み物化をしていきます。

  

タモリさんたちは、冷泉家(れいぜいけ)を訪れます。

  

ナレーター:冷泉家の先祖は小倉百人一首の選者、

  藤原定家(さだいえ)です。

  定家の日記で国宝の「明月記」や「新古今和歌集」など、

  宮廷文化を今に伝えるお宝を多く所有しています。

  御所とその周りで培われた宮廷文化とは

  どのようなものだったんでしょう。

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「明月記」と聞いて、古い記事を思い出します。

ここでも道草 「ヒストリア 天文」より6・・・900年前の星の輝き(2013年1月27日投稿)

以前の勉強(教材研究ですね)とつながるのは、

とっても愉快です。  

時を超えて、違うアプローチで「明月記」に

たどりつくことができました。

知識を少し積み重ねることができました。やったね。

   

  

話は番組に戻ります。

  

冷泉家では、25代目当主ご夫妻がお出迎え。☟

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5月末のロケでした。

広間はこのようになっていました。

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奥さんが説明してくれました。

 

奥さん:これはね、5月の節句の飾りでございます。

  旧暦の5月と言うのは、五月雨が降る頃なんですね。

  現代でいうところの梅雨でございます。

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  病気がはやる季節、たとえば赤痢みたいな病気とか

  家の中に入らないようにするために、

  和薬ですね、日本の薬を軒につるしたり屋根にふいたりしてね。

  その代表的な和薬がショウブでありヨモギであるわけです。

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軒につるしたり屋根にふいたりしてね

が気になったので、

「五月の節句」「ショウブ」「屋根」で画像検索したら、

次のような写真がヒットしました。

Syoubu1

Syoubu2 茅葺き屋根と囲炉裏の古民家 白馬マル七の過去日記

次のような説明が添えられていました。

  

2007.6.4

白馬の端午の節句は1ヶ月遅れの6月5日です。

厄除け・魔除けのために、家の各出入口には

菖蒲(ショウブ)と蓬(ヨモギ)を飾る習慣があります。

  

  

実際に屋根に飾っているところがありました。

ショウブ湯には入りますが、屋根に飾っているのは初めて見ました。

  

  

つづく 

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