「トムとジェリーとクラシック」その4/「きらきら星」が有効に使われている
今日は令和元年9月25日。
前投稿に引き続き、9月6日放映の
「ららら♪クラシック トムとジェリーとクラシック おかわり」
より。
大雑把にまとめます。
「トムとジェリー」
1948年制作の「やんちゃな生徒」を音楽視点で分析して
紹介してくれました。
3つの場面に注目です。
①トムが子猫に教えるシーン
☝ トロンボーンで下降するメロディで、トムが偉そうに教えている
雰囲気を出しています。
②ジェリーが子猫に教えるシーン
☝ このシーンで流れるメロディは「きらきら星」
「きらきら星」は学校の音楽の時間に習う曲のイメージが
日本ではあり、アメリカでも同じようだと考えられます。
学校の授業を表す曲であって、トムのシーンとは違って、
ジェリーと子猫が仲間である雰囲気を出しています。
{ちなみに、最初のブルーの画面 ☝ でも「きらきら星」が
流れます)
③トムをコテンパンにして、子猫とジェリーが手をつないで
画面奥に歩んでいくシーン。(ラストシーン)
このシーンでは、最初「きらきら星」が流れますが、
すぐに違う曲になります。
映画「オズの魔法使い」(1939年)の
「黄色いレンガ道をたどって」という曲です。☟
この映画のシーンと、「トムとジェリー」のシーンは、
映像的にも似ています。☟
「黄色いレンガ道をたどって」はどんな雰囲気を出すのかと言うと・・・・
☝ 学校での勉強は終わって、学校から外に出て、
冒険に出発しようという雰囲気を、映像でも音楽でも表現したのです。
伝わったかな?
実際に動画で確かめてみてください。☟
以上です。
コメント