「トムとジェリーとクラシック」その3/14秒間のディテール・シート
今日は令和元年9月25日。
9月6日に「ららら♪クラシック
トムとジェリーとクラシック おかわり」が
放映されました。
4月に放映された番組の続編です。
番組を大雑把に紹介していきます。
「トムとジェリー」の音楽担当を復習。
スコット・ブラッドリーです。
「トムとジェリー」が緻密な協議を重ねながら、
音楽と映像の制作が同時に進行したと昨日書きました。
その証拠が示されました。☟
☝ ディテール・シートと言います。実物のコピーです。
☝ このシートにカメラ・アクション・サウンドが書かれています。
翻訳版です。☟
「トムとジェリー」は1秒間に24コマで制作されているそうです。
サウンドのところに書かれている数字はコマ数です。
緻密に作られたシートであるとわかります。
☝ このシートを元にオーケストラ編曲や録音、作画などの
アニメ制作が個別に進められ、持ち寄って作品ができるわけです。
6分ほどの番組が2週間ごとに制作されたそうです。
ちなみに、紹介されたシートで制作されたシーンは、
「滅茶苦茶ゴルフ」(1945年)の中の、
ジェリーがゴルフボールをうち、
トムがボールを飲み込まされて、
怒ったトムがジェリーを追いかけるも、
クラブによって滅多打ちされるところです。
(ふー、長い説明ですみません)
この動画の中にある4分36秒から4分50秒までの
14秒間です。☟
つづく
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