アポロ11号 月面着陸時の肉声
今日は令和元年8月7日。
昨晩は7月11日放映「コズミック フロント☆NEXT アポロ11号
8日間の旅路 はるかなる月へ」と7月18日放映
「コズミック フロント☆NEXT アポロ11号 8日間の旅
はるか月からの帰還」を見ました。
1969年7月20日、50年前、人類は初めて
月面に着陸して、月面に立ちました。
当時の宇宙飛行士たちと地上のヒューストン基地との肉声を
慎重に復元し、忠実に出発から帰還までの
8日間のドラマが作られました。
それを見ました。
前人未踏の挑戦。そのスリルが伝わってくる秀作でした。
またいい番組を録画できて幸せです。
宇宙飛行士3人。
二ール・アームストロング船長
バズ・オルドリン月着陸船操縦士
マイケル・コリンズ司令船操縦士
それでは、月面着陸時の聞き書き。
月面着陸は、コンピュータが行う。
アームストロング船長が微調整をする。
ヒューストン:イーグル。こちらヒューストン。
着陸を許可する。
バズ:了解した。着陸する。
(船内がゴゴゴッと揺れる)
バズ:時間通りにエンジン減速。
二ール:地上訓練よりもうまくいったぞ。
中継アナウンサー:着陸は思ったより簡単ではありません。
平坦な場所に降り立つ前に、隆起した地形を
通過しなければなりません。
中継解説者;着陸は最難関です。ヘリコプターなら、
周りを見まわして、着陸地点を選べますよね。
月着陸船はそうはいきません。
飛行士たちにとって、最大のプレッシャーになるでしょう。
ヒューストン:アプローチ段階、すべて順調。
二ール:高度1500m
秒速30m
中継アナウンサー:世紀の瞬間まであと4分半です。
バズ:高度610m
47度
バズ:35度
高度230m
秒速7mで降下中。
二ール:岩だらけだな。
二ール:今から私が。
(操縦かんを握る)
(バスを見る二ール、うなずくバズ)
バズ:高度120m
秒速2.7mで降下
バズ:速度を落として
ゆっくり降ろして
二ール:燃料はどうだ
バズ:8%
二ール:ここならよさそうだ
あのクレーターの向こうに行く
(操縦かんを前に倒す)
ここにいい場所がある
バズ:高度30m 燃料5%
ヒューストン:あと60秒
(ピーピーという機械音)
バズ:ライトオン
ほこりがあがっている 高度9m
バズ:少し右に流されている
ヒューストン:あと30秒
(青いライトが点灯)
バズ:着地
(ゴゴーンという着地音が船内に響く)
二ール:シャットダウン
バズ:よし エンジン止めるぞ
推力コントロール オフ
小型エンジン出力 オフ
(船内が静かになる)
ヒューストン:了解 イーグル
二ール:ヒューストン
こちら静かの基地 イーグルは着陸した
(ニールとバズ、顔合わせて握手)
ヒューストン:ラジャー 静かの基地 地上了解
みんな蒼くなっていたが、これでようやく息がつける
ありがとう
ヒューストン:静かの基地に告ぐ。この部屋も世界中もみんなが笑顔だ
バズ:笑顔ならここにも2人いるよ
ヒューストン:ラジャー お見事だった
マイケル:司令船にも1人いるのをお忘れなく
ヒューストン:聞こえるよ 司令船コロンビア
イーグルは静かの基地に着陸した
マイケル:ああ 全部聞こえた
ヒューストン:見事だった
マイケル:すばらしい
肉声というのが素晴らしい。
臨場感があって、息をのんで着陸を見ました。
動画じゃないと伝わりませんね。
NHKオンデマンドで見ることができるそうです。
お薦めです。
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