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2019年8月29日 (木)

「二ホンGO!」その5/白川静の解釈 つながりのある3文字「言」「音」「闇」

 

今日は令和元年8月29日。

  

前投稿に引き続き、2010年5月20日放映の

みんなでニホンGO!」より。

  

白川静さんが解き明かした漢字の成り立ちについて、

箇条書きで書き留めます。

 

〇「言」は、「サイ」と入れ墨をする針と考えた。☟  

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〇なぜ入れ墨をする針と考えたか。講師の小山鉄郎さんは、

 次のように説明している。☟

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〇「ウソがあったら入れ墨の刑を受けます」と誓うことが「言」だった。

 

 

〇「音」 口の中に横棒がある。それは神様の答が入っていることを表す。

 お祈りをすると、神様の答が、夜中に「サイ」の中に届く。

 その時のかすかな響きが「音」 ☟

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〇「闇」 「闇」の門構えは神棚を表す。☟

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〇神棚の中に、神様の答である「音」がある。

 神の答が届くのは夜中。☟

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〇だから「闇(やみ)」となる。☟

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いかがでしょう。

番組の内容が伝わったでしょうか。

  

「言」「音」「闇」といった漢字だけを見ていても、

成り立ちはわかりません。

きっと白川静さんは、民俗学や文学などの豊富な知識から

導き出した解釈だと思います。

そうでないと、このような漢字のストーリーは浮かびません。

おかげさまで、漢字を楽しませてもらっています。

  

以上で「みんなでニホンGO!」の読み物化完了。

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