ベスビオ山噴火10月説を裏づける新発見!
今日は令和元年7月25日。
6月29日放映の「世界ふしぎ発見!新発見!
ポンペイ最後の日の真実」を見ました。
書き留めたいことはたくさんあるけど、
絞ります。
ベスビオ山が噴火して、ポンペイの町が壊滅したのは、
西暦79年8月24日と言われてきました。
その根拠になっているのは、この番組でも紹介されていましたが、
小プリニウスの記述です。
噴火当日に現場に向かったおじの大プリニウスの命日が
8月24日と書かれていたので、噴火したのも
8月24日だとされてきました。
ポンペイは現在も発掘中であって、
新発見のものは、2018年10月に、この家で発掘されました。☟
石うすでは、壁に塗る石膏が作られている最中でした。☟
これから石膏を塗るはずだった壁に、
文字が書かれていることが発見されたのです。
これです。☟
発掘された工事中の家の壁に、文字が書かれていたのです。
「10月17日」のことが書いてあったのです。
8月の夏に噴火があったのではなくて、
10月の秋に噴火があったと考えられるのです。
裏づけるものも発掘で出てきています。
熱を受けて炭化したザクロ。☟
イチジク。☟
クルミ。☟
これらは秋の産物なのです。
それでは、なぜ小プリニウスは「8月」と書いたのか。
実は小プリニウスが書いた原本は残されていないそうです。
書き写したものを、また誰かが書き写して
伝えられた書なのだそうです。
したがって、どこかで日づけが間違えられる
可能性があるというわけです。
ベスビオ山噴火10月説は、池上彰さんの番組で、
他の証拠で推理されていました。
※ここでも道草 ポンペイ5/ベスビオ山噴火の日が8月から10月になる(2019年7月16日投稿)
☝ 池上さんの番組は2014年の番組でした。
4年後の発見が、さらに10月噴火説を裏づけました。
以前の番組(そして記事)とつながったのがうれしい。
「世界ふしぎ発見!新発見!ポンペイ最後の日の真実」の
読み物化終了。これだけ。
少しでも読み物化しておけば、ブログ上で再会する可能性は残ります。
いずれ読み物化しようと思って、結局やらなければ、
ブログ上で出合いは皆無。
絞った読み物化はこれからは必要。
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