「その時歴史が動いた・人見絹枝」その5/これはきっと予選の写真だ
今日は令和元年7月21日。
前投稿に引き続き、2004年8月18日放映
「その時歴史が動いた 奇跡の銀メダル 人見絹枝
日本女子初メダル獲得の時」より。
昭和3年(1928年)8月1日。
女子陸上800m予選。
予選は3組で、それぞれの組で3位までが決勝進出ができます。
人見絹枝の組には、世界記録保持者で優勝候補の
ラトケがいました。
800m未体験の人見絹枝は、とにかくトップを走る選手の
後に追いすがる作戦でした。
それがラトケでした。
人見絹枝は最後までラトケの後を追い、
2位で入ることができました。
この番組で、予選でラトケと走ったと知って、
一つ解決したことがあります。
この写真に関する疑問です。☟
ラトケと人見絹枝がそろって写っている写真です。
子どものころから見ていた写真であり、
人見絹枝さんというと、この写真を思い浮かべていました。
ただ、この2人には、激しい争いをしているという様子が
感じとれませんでした。
おかしいなと思っていました。
この写真が予選の写真なら納得です。
ラトケは決勝に備えてセーブして走り、
人見絹枝は2位は確実状況のようで、必死ではありません。
これはきっと予選の写真です。
ずっと気になっていた疑問を、
勝手に解決して喜んでいます。
つづく
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