「ヘウレーカ!紙1枚でなにが」その1/どのような折り目をつけるといいか
今日は令和元年7月7日。
再び「ヘウレーカ!」の読み物化に挑戦です。
5月22日放映の「又吉直樹のヘウレーカ!
紙1枚で何が折れますか」より。
今回教えてくれる先生は、三谷純先生です。
番組全てを書き留めることは難しいので、
特に印象に残ったところを書いていきます。
三谷先生は、今井の紙に折れ線谷線をたくみにつけて、
今まで見たことがないような形を作っていました。
その基本的な考えを示しますねと言って、
ピンポン玉を取り出しました。
そのピンポン玉を、紙で包んで、
てるてる坊主のようにしてみてくださいと、
又吉さんに要求しました。
又吉さんはせっせと作りました。
聞き書きです。
三谷:できましたね。こんなふうに包んで、
丸い形が紙でも表現できています。
本来、紙って伸び縮みしないので、
丸い形は表現できないんですね。
だからどうしても折り目ができてしまう。
ではちょっと開いてみましょう。
又吉:折り目がいっぱいありますね。
三谷:折り目がいっぱいあると、本来、切ったり貼ったり
しないとできないはずの球面がですね、
紙で表現することができると。
これが計算で求めた、同じ、ピンポン玉を包むための
山折り谷折りです。☟
三谷:すごく単純に見えるかもしれないけど、
これに(ピンポン玉を)載せてあげて、
丸めてあげると・・・・・
三谷:こんなふうにできます。
又吉:ほ~すごいすごい。
このように直線の折れ線、曲線の折れ線を描き出して、
ピンポン玉を包むものを作ったのは、
コンピュータの力だそうです。
基本的な考え方は、この流れ。
伸び縮みしない紙に、どういう折り目を置くと、
求める形になるだろうかっていうのを、
コンピュータの上で計算して折り目が出てくるという流れです。
実際、どんなのができるか。
こうして三谷さんはいろいろな形を作りました、
写真を並べます。
この折り紙作品を、「NHK1.5ch」でも見ることができます。☟
つづく
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