タイムスクープハンター彗星大接近その4/ハレー彗星の尾 明治時代の髭
今日は令和元年5月1日。
前投稿に引き続いて、2010年12月28日放映の
「タイムスクープハンターSP 滅亡パニック!彗星大接近」
について書きます。
ここで再び五平さん登場。
家財道具を燃やしていた五平さん。
今度は有り金はたいて飲み食いした様子。
前原寅吉が説得しています。
ハレー彗星が去った後に、最も後悔するのは五平さん?
でも憂いて、自殺した人もいるとのこと。
命は取り返しはつかないですね。
少しハレー彗星の解説。
沢嶋雄一のナレーター:ハレー彗星の核は、塵の混じった氷でできている。
太陽に近づくと、その熱により塵が放出され、尾が大きくなると
言われている。その神秘さから、古代より災いの予兆と考えられてきた。
ドラマの話は急展開。
天文学会には水口玄八という会員はおらず、
どうやらペテン師に、マイクロカメラなどは盗まれてしまったようです。
そしたら、村はずれの見世物小屋で、マイクロカメラを使って、
詐欺行為が行われていることを発見。
ハレー彗星の毒に聞く薬が売られていました。
これも、当時実際に行われていた詐欺行為を
ドラマ化したものでした。
詐欺師は警察官につかまり、沢嶋の持ち物は返されました。
(すべては戻らず。この後大変でした)
ここで注目は、警察官や詐欺師の髭(ひげ)。
次のサイトで勉強。
江戸ガイド 江戸時代はひげを生やすと罰金刑だった!江戸のひげブームと禁止令
江戸時代は、ひげは禁止され、罰金刑でした。
戦国時代を連想するひげは、江戸幕府からは嫌われていたようです。
それが明治時代になると復活します。
引用します。
このように江戸時代には嫌われていたひげですが、
幕末の動乱を経て明治時代になると再びブームとなります。
戦国時代には“強さ”のシンボルだったひげ、
今度は“文明開化”のシンボルとして
もてはやされるようになるのです。
当時、欧米でもひげがブームだったことから、
欧米帰りの政治家を皮切りに、文化人や学者、教員など
特に威厳を必要とする職業の人を中心に
ひげを生やすようになりました。
教員もそうだったのですね。
ちなみに、明治時代のひげといえばこの人。
明治から大正にかけて活躍した陸軍の軍人、長岡外史。
重力無視で横に伸びてます。
このひげは「プロペラ鬚」と呼ばれ、
本人は「世界一」を自称し自慢していたとか。
江戸時代の反動で、明治時代に髭が流行ったのですね。
これまたいい勉強ができました。
いつか授業で話をしよう。
ちなみに、
まだつづく。
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