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2019年4月29日 (月)

「アイデア大国オランダ」その4/1990年代には水爆弾と揶揄されていたトマト

 

平成31年4月29日。

  

前投稿の続きで、2018年12月1日放映の

世界ふしぎ発見!知らなかった!びっくりアイデア大国オランダ」より。

  

オランダがここまで農業大国になったきっかけは、

1980年代にありました。

 

EC(ヨーロッパ共同体)に、他の農業国が加わり、

安い外国産の農産物が輸入されるようになりました。

その結果、国産の農産物が深刻なダメージを受けました。

Rimg1913

そこでオランダは、いち早くIT農業に切り替えて、

農業大改造を行いました。これが良かったというわけです。

Rimg1914  

トマトの味も甘くておいしいようです。

Rimg1915

「キャンディトマトと呼ばれていて、

子どもにも大人気なんだ」とリチャードさん。

 

かつてオランダのトマトは、

その水っぽさから「水爆弾(Water Bomb)」と

揶揄されたそうです。

Rimg1916  

でも今や、オランダのトマトは世界中に支持され、

日本にも輸出されているそうです。

Rimg1917

 

以前プチトマトとミニトマトについて書きました。

ここで、たぐっておきたいです。

ここでも道草 プチトマトは平成19年に販売終了(2018年7月27日投稿)

最近書いた気でいましたが、昨年の7月だったのですね。

 

 

このサイトも参考になりました。

月刊 現代農業2018年1月号 「農産物輸出大国オランダを見習え」は間違っている

 

少し引用します。

 

今でこそ輸出大国となりましたが、1990年代年代、

オランダのトマトは「水爆弾」と称され、

お隣のドイツから見向きもされませんでした。

しかしその後、品種改良や栽培技術の革新によって品質が向上、

世界中から注目されるようになって、輸出量が増加しました。

効率的な栽培により平均卸売単価が

1kg1.47ユーロ(約200円)と安いのも、他国にとって魅力です。

現在、トマトの主な輸出先はドイツが50%、イギリスが16%、

スウェーデンが5%ほか、EU諸国で93%を占めます。

アメリカや日本にも輸出しています。

ただし、輸出といっても、主要な取り引き先である

ドイツの首都ベルリンまでは約500km。

欧州内では遠方となるスウェーデンでも、

首都ストックホルムまで約1400km。

これは、それぞれ東京~大阪間、東京~鹿児島間とほぼ同じです。

また、EU諸国内は検疫も関税もありません。

通貨も同じ。オランダの農産物は「輸出」というよりも、

高速道路網が発達している欧州内をトラックで

ただ「輸送」しているようなものなのです。

 

  

オランダのことがどんどんわかっていく感じです。

今晩はここまで。4月23本目の投稿。

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