「ネコはいつ日本へ」その2/須恵器にネコの足跡
今日は3月26日。
昨日は腰痛からの再々出発の日でした。
そっと動いていました。
大丈夫、再発せずに過ごすことができました。
大きな宿題である指導要録が済んで、
来年度に向けての準備ができます。
ニュースでは、1週間後に新しい元号が発表されると
言っていましたが、それは新年度が始まる日。
私には、そちらのほうが重大事です。
今朝も道草します。
昨晩は2月20日にBSプレミアムで放映された
「にゃんとオドロキ!ねこの歴史」を見ました。
興味深い話がたっぷりの1時間番組でしたが、
一部ピックアップします。
ネコと人間の歴史が始まったのは1万年前。
これらの図のように、ネコの分布は広がっていきました。
2000年前の地図を見ると、もうすぐ日本にやってくると
予想できます。
ネコがいつ日本に来たかについては、以前書きました。
ここでも道草 日めくりより/「ネコはいつ日本へ」(2019年1月17日投稿)
↑この記事によると、日本に大陸から仏教が伝わったタイミングで
日本に来たのではという説でした。
大陸と日本を隔てる海があるのだから、それは当然のことと思います。
船が行き来し始めなければ、ネコはやって来ない。
そう思っていましたが、でももっと前から日本にネコがいた
証拠があるようです。
長崎県のカラカミ遺跡で、ネコの骨が発掘されました。
カラカミ遺跡は、弥生時代の遺跡です。
遺跡のある場所は①のところです。↓
Yahoo!地図
この遺跡からは、ネコだけでなく、
いろいろな動物の遺体が出ているそうです。
Wikipediaには次のように書いてありました。
多数の動物遺体が出土しており、家畜としてのイヌ、ネコ、ウマ
のほかドブネズミ、鳥類、漁業対象である魚骨、クジラ、イルカ、
アシカ、シャチなどが出土している。
貝類ではカキ、アワビ、サザエ、オキシジミが出土しているほか、
ウニの殻も出土している。
さらに興味深いのが、漢字が記されている土器としては
最古級のものが発見されたということ。
その文字は「周」
この発見は1年ほど前のニュースで伝えられていました。
※産経WEST 漢字刻んだ最古級の土器片、長崎・壱岐の遺跡で出土 弥生後期、「周」の文字…中国で生産か
このニュースで紹介されていた土器↓
ネコの話から脱線してしまいました。
さらに仏教が伝わる前の古墳時代の遺跡からも、
ネコがいたと思われる証拠が出ました。
これです。わかりますか?
わかりますよね。ここに注目です。
この須恵器を発見した方はうれしかっただろうなあ。
こういう内容も授業にならないかな。
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