映画「ヒトラー~最期の12日間~」を見る/以前見たことがあるシーン
今日は3月10日。
3日かけて、映画を見ました。
2017年2月10日にテレビ放映された
「ヒトラー~最期の12日間~」
(2004年ドイツ・オーストリア・イタリア)です。
ヒトラー役のブルーノ・ガンツさんは、先月亡くなったことが
ニュースで流れました。
そのニュースが、この映画を見てみようと思ったきっかけでした。
映画のタイトルは「ヒトラー」とありますが、
ヒトラーだけではありません。
ヒトラーと共に、敗戦まで地下壕にいた人たちの様子が、
描かれた映画でした。
生き残った人たちの証言にもとづく映画だと思います。
敗戦まで、狭い空間でどのようなことがあったのか。
やはり戦争は酷なものだとあらためて思わせる映画でした。
ゲッペルス夫妻と6人の子どもたちの死も克明に描かれていて、
母親が子どもたちに死を予感させる睡眠剤を飲ませるシーンとか、
寝込んだ子どもたちに毒薬を飲ませるシーンは、辛かった。
ヒトラーの秘書役を演じたアレクサンドラ・マリア・
ララさん。魅力ある女優さんでした。
この映画の中で、印象に残った場面の一つが、
ヒトラーがヒトラー・ユーゲントと呼ばれる少年たちに
声をかけるシーンです。
映画の写真を並べます。
「彼は敵の戦車2両を破壊しました。
ペーター・クランツ。」
だと紹介されたヒトラーは、
ペーター・クランツ少年にこう言います。
「ペーターか。
君の勇気は将軍以上だ。」
そう言って、頬をつまみます。
さらにヒトラーは、少年たちに言います。
「歴史に残るぞ。
”ゲルマニア”が廃墟から復活した時、
諸君は英雄だ」
「栄光あれ」
ヒトラーは左腕を背中に回していました。
その左手は小刻みに震えていました。
何らかの病気を患っていたのでしょうか?
このヒトラー・ユーゲントに声をかけるシーンは、
以前見たことがありました。
どこで見たか?
ヒントは、少年たちの後ろにいるカメラマンです。
この時のヒトラーは映像として残っているのです。
それを見たことがありました。
次の投稿で書きます。
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