「いだてん 第6話」「いだてん紀行 日本橋」日本橋の歴史
今日は3月24日。
前投稿に引き続き、2019年2月10日放映の
大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第6話より。
明治45年の日本橋の上で、美濃部孝蔵と金栗四三が
すれ違う場面がありましたが、
年代は飛んで、昭和38年の日本橋の景色も
番組の中で出てきました。
この時の日本橋は、首都高速道路の建設中。
日本橋の上を、高速道路が覆う直前でした。
第6回の最後にある「いだてん紀行」は、日本橋のことでした。
聞き書きします。
ナレーター:石畳に慣れるため、金栗が走った日本橋。
ドラマで、若き日の志ん生とすれ違ったこの場所は、
古くから東京のへそとしての役割を果たしていました。
江戸時代後期の日本橋を描いた絵巻
「熈代勝覧(きだいしょうらん)」
人であふれかえっている日本橋の様子が見てとれます。
明治44年にはそれまで木造だった橋が、
初めて石造りにかけ替えられ、完成の時には、
多くの市民が駆けつけました。
昭和30年代の高速道路の工事は、日本橋にとって
大きな転機でした。
中村:経済復興の大きなシンボルとして高速道路は
評価されたのですけど、いざできてみると、
非常に暗っぽい、圧迫感のある高速道路が
できあがっているから・・・・
ナレーター:日本橋の上を高速道路が覆ってから55年余り。
今、道路を撤去し、地下に移転させることが決まりました。
イベント空間も設け、文化的な街づくりが計画されています。
中村:100年先でも誇れる日本橋にしたいなあ。
ナレーター:さまざまな物語を抱え、
日本橋はこれからも変化し続けます。
以上です。
たった1分間の「いだてん紀行」ですが、勉強になります。
さらに日本橋のことを扱った番組がありました。
次の投稿で書きます。
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