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2019年3月23日 (土)

今年度ラストの15分間授業/「いだてん 第6話」人力車の勉強他

今日は3月23日。

  

昨日の修了式の後、15分間いただいて支援学級で

社会科の授業をやらせてもらいました。

  

3月24日に誕生日を迎える生徒を、

みんなで拍手してお祝いをして、

その3月24日の「今日は何の日」クイズをしました。

「〇”〇〇〇〇οの日」

  

江戸→明治→大正→昭和→平成→?

年号を確認して、明治時代に最も使われた乗り物であるという

ヒントを出しました・

 

  

  

正解は「じんりきしゃ(人力車)」です。

「人力車発祥の日(日本橋人力車の日)」です。

参考:今日は何の日~毎日が記念日~3月24日   

ここから引用します。

  

東京・日本橋で人力車の運行を行う「くるま屋日本橋」が制定。

1870(明治3)年のこの日、人力車を発明した

3人のグループに東京府から人力車の営業の許可か下り、

日本橋で営業を開始した。

 

ここで人力車に関するうんちくを話しました。

参考にしたのは、Wikipedia

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

・江戸時代には、馬や駕籠が交通手段の主流でしたが、

 明治時代は、人力車が主流となりました。

・しかし、鉄道や自動車の発達で、昭和時代のはじめには

 人力車は衰退していきました。

 現在は観光地などで見られます。

・漢字で「俥(くるま)」という字があります。

 これは「人力車」を意味する漢字です。

・英語にRickshaw(リクショー)という言葉があります。

 これは日本語の人力車から生まれた英語です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

そんな話をして、「人力車のイメージが浮かびますか」と

聞きました。半分くらいの人が手をあげ、

イメージが浮かぶようでしたが、

自信なく手をあげない人がいました。

そうでしょう、そうでしょう。

  

「大河ドラマ『いだてん』では、

よく人力車が出るから見せます」と言って、

大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~

第6話(2019年2月10日放映)の一部を見せました。

人力車が躍動的に表現されていたと印象に残っていたのが

第6話でした。

時は明治45年です。

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このような場面を見せました。

人力車を見せたくて見せた映像ですが、

当時の街の様子もとても詳細に作られていて

興味津々の映像でした。

  

番組のラストは、人力車を引く美濃部孝蔵(後の古今亭志ん生)と

マラソンの練習で走っていた金栗四三がすれ違うシーン。

ここも見せました。

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いいシーンでした。

日本橋の上を見て、レールがあることに気がつきました。

「いだてん」を見て初めて知りました。

調べたら、日本橋の上を市電が走っていました。

日本橋はもともと木製の橋でしたが、

明治44年に石の橋として生まれ変わりました。

したがって、「いだてん」の日本橋は、できたての橋です。

どんな市電が走っていたのだろうと、調べました。

太平洋戦争前の写真はありました。

絵葉書倶楽部 鉄道切符類考ブログ版 東京戦前絵葉書 日本橋附近の東京市電

119395201519816330987  

でも「いだてん」の中で、市電がちゃんと映っていました。

3回ほど見たら気がつきました。

  

生徒に「市電に気づいた?」と聞いたら、

1人が気がついていました。すごい。

ここです↓

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ね、映っていたでしょ。

この市電を確認して15分間の授業は終了。

人力車がどんなものか、

100年前の交通機関の様子はどうか、

街並みの様子はどうか、

などを紹介できたと思います。

何より生徒たちが大河ドラマ「いだてん

~東京オリムピック噺~」を見てくれたらと思います。

見続けたら、きっといい勉強ができます。

授業なんて、きっかけです。

  

  

「いだてん」の1話を作るのに、

6000万円がかかると聞きました。

きっと映像の隅々まで完成度の高いものだと思います。

それなのに、録画もせず1回しか見ないなんて

相当もったいない。

制作している人たちの努力や工夫に気がつかないで

終わってしまう可能性が高いと思います。

今年は「いだてん」で何か発見して、授業を創り出したい。

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