最後の授業で見せたのは「タイムスクープハンター」
今日は3月21日。
歴史の教科書の室町時代のページに次のように
書いてありました。
15世紀は地球規模での寒冷期に当たり、
日本でも何度もききんが起こりました。
これに対して村の結び付きが強まり、
ききんに強い農作物や新たな品種の栽培が進むなど、
農業などで新しい技術が広く取り入れられるようになりました。
(82p/「新編新しい社会 歴史」東京書籍)
この文章は興味をもちます。
なぜ15世紀は地球規模で寒冷期になったのか?
15世紀の寒冷期の世界はどうだったのだろう?
この時に開発された農作物はどのようなものがあるだろうか?
などなど・・・。
そして思い浮かんだのは番組「タイムスクープハンター」です。
確か室町時代の飢饉についてドラマ化したものがあったぞ。
探しました。
ありました。
2010年3月30日に放映された
「シーズン2 第1話 室町飢饉救援隊」です。
録画したDVDがあったので、どんな内容だったか思い出そうと、
さっそく見ようとしました。
しかし、見ることができませんでした。
このDVDは、当時録画しそこなって、
誰かに頼んでダビングしてもらったものだと思い出しました。
録画形式が特殊なのか、
我が家のテレビやパソコンでは再生が無理でした。
参った!
ネットで内容を調べました。
なかなかいいぞ。
参考: ライダーと戦隊はやめられない!
生徒に見せたいと思いました。
どうする?
こうなったら、市販DVDを注文することにしよう。
値段は6000円。高い!
全部で10話。
1話600円。
中には私が録画したものもあるけど、仕方なし。
注文しました。
珍しく、今回は届くのに時間がかかりました。
そのため見せるタイミングを失いましたが、
1年社会科最後の授業で、見せました。
1年間、それはそれはたくさんの映像を見せてきました。
ほぼ毎時間、何らかの映像を見せてきました。
そのラストが、この番組でした。
どの時代にもたくさんの人間が生きていました。
日々、一生懸命生きていました。
今の私たちと同じように。
でも教科書にその人たちの名前ややったことは載っていません。
きっとこんな人たちがいたはずだと、人物を創作し、
名前をつけて登場させ、生き生きと描く「タイムスクープハンター」
いい番組でした。
2015年1月の回を最後に、新作が制作されなくなりました。
もう4年が経ちます。残念なことです。
「室町飢饉救援隊」については、後で書くことにして、
今回は、1年間の授業を終えて、生徒から届いたメッセージを
2つ載せておきたい。
全員のメッセージが届いて、どれも励みになりました。
先生は、速音読をしたり、くじ引きで指名したり、
テレビを使った授業や、プリントでの授業など
独特で楽しい授業をしてくださいました。
(男子)
1つ1つを丁寧に教えてくださって、わかりやすかったです。
(女子)
独特だった思ってくれたのは、うれしいです。
試行錯誤の上の授業です。
冒険もあります。
自然と独特になっていくと思います。
丁寧もうれしい言葉です。
理解してもらおうと、教材研究をしてきましたから。
最後にこんなメッセージをもらうと、報われます。
また頑張ろうと思うことができます。
ここに書き留めて、また機会があったら見たいです。
さあ今日は部活動で練習試合。
朝飯食べて出勤です。
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