20190223報告その2 その次は同じ八幡市の「安居橋」に行く
今日は2月24日。
前投稿の続きです。
「流れ橋」の次に出向いたのは、同じ八幡(やわた)市にある
「安居橋(あんごばし)」です。
この橋に行きたいと思ったのは、ドラマ「科捜研の女」です。
そのことを書いたのは、次の記事です。
※ここでも道草 「科捜研の女」ロケ地・・・安居橋/らくがき寺/真正極楽寺真如堂(2018年2月24日投稿)
ビックリ、ちょうど1年前の記事でした。
1年前に行きたいと思っていた場所に、今回行くことができました。
その記事によると、石清水八幡宮に行ったついでに、
「安居橋」に行きたいと書いています。
メインは石清水八幡宮でした。
しかし、この朝の見学テーマは「橋」だったので、
石清水八幡宮は全く寄りませんでした。
昨年2月1日放映の「科捜研の女」の安居橋の写真です。↓
ドラマのカメラが設置されたと思われる場所から撮影してみました。↓
トリミングしてみます。↓
ね、同じ場所でしょ。
こういうのが楽しい。
その他の「安居橋」の写真を並べます。
この階段で、橋の下に下りることができました。
橋の下は鉄骨が隠れていました。
↑ 橋も向こうに見えるのが石清水八幡宮の駐車場。
写真の右手にある緑の車は私の車です。
こんな景色もありました。↓
石に「やわた放生の景」と刻まれていました。
どういうことかな?と思ったら、
すぐ横にある説明板にヒントがありました。
「鳥羽伏見の戦いで焼失しました」という記述も気になりますが、
今回はその後の文章を引用します。
現在は石清水八幡宮の神事である
石清水祭(放生会)の舞台として親しまれています。
さらに詳しく・・・
ここから引用します。
殺生(せっしょう)を戒(いまし)める仏教の教えに従い、
捕らえた魚や鳥などの生き物を
川や野に放って供養する儀式のことを
「放生会(ほうじょうえ)」と言う。
この放生会は、神仏習合で神道にも取り入れられ、
宇佐神宮(大分県宇佐市)をはじめとする
全国の八幡宮で催されたが、中でも特に有名なのが、
京都府八幡市の石清水八幡宮で行われる、
石清水祭(石清水放生会)だろう。
この石清水祭は、京都の葵祭、奈良の春日祭と並び、
「日本三大勅祭」のひとつでもある。
石清水八幡宮が鎮座する男山の麓(ふもと)を流れる放生川で、
最初の放生会が営まれたのは、平安時代初期の863(貞観5)年のこと。
それから数えて1150年目に当たる今年(2013年)も、
例年通り9月15日に、降りしきる雨の中で石清水祭が斎行された。
八幡大神を乗せた3基の鳳輦(ほうれん)を核とする500人の祭列が、
山裾の頓宮(とんぐう)に向けて山上の本殿を出発するのは、
真夜中の3時。
それから終日にわたり、時代絵巻のような高尚典雅な儀式が展開されるが、
石清水祭の原点である放生会の舞台となるのが、
放生川と、そこに架かる安居橋だ。
今年もこの橋の上で朗々と大祓詞(おおはらえのことば)が奏される中、
神職によってその場でハトが空に放たれ、
橋のたもとでは、コイやウナギなどの魚が放生川に放流された。
(後略)
社会科の授業で教えた「神仏習合」も出てきた説明です。
京都新聞 2017年9月16日の記事の写真です。↓
いい写真です。
行ってみたいなあ。
日本でさえ、行ってみたいところがたくさんあります。
鳥羽伏見の戦いは、名前の通り、「鳥羽」(現在、京都市南区)、
「伏見」(同、京都市伏見区)が戦場になりましたが、
それ以外の場所も戦場でした。
石清水八幡宮付近も戦場になったそうです。
その戦いで、安居橋は焼失したと思われます。
物騒な場所だったのです。
今は穏やかな朝を迎えた場所でした。
以上です。
八幡市の2つの橋を見学して、
キミヤーズ塾が開催される京都市に向かいました。
つづく
コメント