「アイデア大国オランダ」その1/「オランダはオランダ人が造った」
今日は1月7日。
昨年12月1日に放映された「世界ふしぎ発見!知らなかった!
びっくりアイデア大国オランダ」はとても面白い内容でした。
書き残して置きたいと強く思いました。
3学期が始まって忙しくなってきたけど、
少しずつ書き進めたい。今回が初回。
この日の「世界ふしぎ発見!」は
こんな↑シーンから始まりました。
ナレーター:ここはオランダの運河。
街行く人も思わず足を止めるこれは、
「ホットタグ」と呼ばれる、お湯につかりながら乗れる、
お風呂型ボート。
ナレーター:ボート全体がお風呂になっているので、
併走するスタッフもお風呂につかりながらの必死の撮影。
ボートには煙突がついていて、薪をくべて、
追い焚きをすることも可能な船です。
船長のブライアン バン リエンプドさん:
日本の露天風呂とオランダの観光船を合体させたら、
面白いと思って作ったんだ。
日本には「湯船」という言葉があります。
この「ホットタグ」は、まさにその「湯船」だと、
レポーターの発言。
船長が「それも動くの?」と尋ね、
レポーターは「動かない、動かない」と言っていました。
ナレーター:驚きの発想をもつオランダには、
こんな言葉がある。
「世界は神が創造した
オランダはオランダ人が造った」
ナレーター:この国には、何でも自分たちの
生活に合うように作り上げてしまう
驚きのアイデアがたくさん。
一見、型破りのアイデア。
しかし、そこにはこれからの時代を楽しく生きるための
ヒントが秘められていた。
こんなオープニングでした。
ここで引っかかるのが、「湯船」
この言葉の語源を、以前何かで見た覚えがあります。
それこそオランダの「ホットタグ」みたいなものだった?
ような気がします。でも自信なし。
しょうがない。知らべました。
いくつものサイトで「湯船」について書いてありました。
その中で、ここがよかった↓
※日経スタイル 浴槽はなぜ「湯船」? 本当にあった移動式銭湯
引用します。
はじめは浴槽はなく、湯を入れた桶(おけ)を積んだだけで
「行水船」と呼ばれた。
それがやがて浴槽を設けた屋形船になり、
港や河岸に横付けして商売をするようになった。
江戸時代の川船の識別図鑑ともいえる
「船鑑(ふなかがみ)」(船の科学館)によると、
船の全長は二丈十二尺とあるから10メートル足らず。
船の中央に風呂があった。
客は風呂からあがると船上でのんびり涼んだのではないか。
湯をはった風呂のことを湯船というのはこの船に由来する。
湯船はまた、川や水路を利用して町々をめぐり、
移動式の銭湯としても親しまれた。
到着の合図はほら貝の音で、これが鳴り響くと、
近くに住む町人らがいそいそとやってきた。
町人に人気だった理由の一つが低料金。
通常の銭湯の料金(8~10文)の半額で入浴できたという。
川の水を存分に使えたせいかもしれない。
湯船は文化文政期(1804~29年)ごろまで続いたが、
江戸の町が整備され、湯をはった銭湯(湯屋)の軒数も
増えてくると次第に消えていった。
レポーターさんは「動かない、動かない」と言っていましたが、
かつて湯船は動いていたのです。
日本人のアイデアもすごい。
つづく
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