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2018年12月25日 (火)

「女将」「女形」の読み方

今日は12月25日。

  

テレビのニュースで、

蒲郡市の旅館の「女将」が紹介されていました。

「女将」を「じょしょう」と読んだら、

奥さんから「”おかみ”って読むんだよ」と言われました。

そうか、恥ずかしながら、「女将」と書いて

「おかみ」読むと、おそらく初めて知りました。

私にとって、「おかみ」は「おかみ」でした。

ひらがなしか浮かびませんでした。

強いて感じだったら、「お上」かな?

  

 

いい機会なので「女将」について少し調べました。

  

誤解してはいけないのは、

「女将(じょしょう)」という言葉・読みは存在することです。

でも、あんまり「じょしょう」とは読まないようです。

「おかみ」と読むのが一般的なようです。確かにそう思います。

ニュースで見た時も、「女将」を「じょしょう」と読むことに

違和感はありました。でも他の読み方を知りません。

  

本来は「おかみ」は「御上」という漢字でしょうが、

「女将」を「おかみ」と読むようになりました。

こういうのを熟字訓と言います。

単語ではなく熟語単位で、訓読みを当てたものです。

「昨日(きのう)」「雪崩(なだれ)」「浴衣(ゆかた)」が

熟字訓です。

「浴衣」は「よくい」と音読みで読みますが、

だれもこんな読み方をしないですよね。

※参考:Wikipedia 熟字訓

   

「女将」の対義語は男の「大将」でしょう。

 

「女将」とともに、「女」で始まる言葉で、

読み方が(私には)厄介なのが、「女形」です。

意味は歌舞伎の”おんながた”。

「女形」は「おんながた」と読みますが、

「おやま」とも言っていたなと思い出しました。

この場合は、どっちが普及しているのだろう。

  

どうも「おんながた」が今であって、

「おやま」は言われなくなっているようです。

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