曲水の宴その4/その他
今日は11月2日。
今回も「曲水の宴」について書きます。
次のサイトを参考にします。
※民俗学伝承ひろいあげ辞典 羽觴 /曲水宴のデコイ・ペルシア ~イスラム文化と古代日本
ここには羽觴のアップ写真が載っていました。
羽觴の窪みに盃を載せます。
次はこのサイト。
このサイトには城南宮所蔵の「曲水の宴図屏風」(吉田元陳 作)
が紹介されています。
曲水の宴の式次第も参考になります。
引用します。
式次第
参宴者参進
時刻 社務所前庭に整列 本殿へ向う
神前列拝
本殿正面庭上に列立 拝礼、終って平安の庭会場に向う(道楽を奏す)
会場整列
歌人・朗詠者・楽人等 庭上に著座
一、歌題拝見
所役 歌題を歌人に進む
歌人 拝見一揖す
一、水辺著座
歌人 各々遣水の座に著き、詠歌の用意をなす
白拍子の舞 楽人 楽を奏し今様をうたう
一、流觴曲水
童子 盃に酒を満たし羽觴を流す
一、一觴一詠
歌人 各々最初の羽觴を見送り和歌をよみ短冊にしたたむ
一、神酒拝戴
歌人 流水の羽觴をとり盃をいただく
童子 歌人の短冊をあつめ供物案に捧ぐ
一、披講(和歌朗詠)
朗詠者 披講の席に進み朗詠す
参列者退下
最後に2012年11月3日に行われた曲水の宴の映像。
今まで勉強してきたことで、
文字解説なしでもよくわかる映像です。
YouTube: 平安朝の優雅な遊びを今に「城南宮・曲水の宴」
ネットのニュースを読んでいたら、
11月3日に北野天満宮で行われた曲水の宴には、
乃木坂46のメンバーが、歌人として参加したことが
書いてありました。
京都にいたらもっと身近な行事なのでしょう。
「歴史ドキリ」に始まった「曲水の宴」の勉強。
これで終了。
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