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2018年9月 2日 (日)

スクールソーシャルワーカーさんのお話を聴く

今日は9月2日。

  

8月9日のことを書きます。

この日は人権に関する出張研修会に参加しました。

書き留めておきます。

 

研修会の講師の方は、スクールソーシャルワーカーという職業。

どのような職業かというと、いただいた資料から引用します。

 

学校を基盤に児童生徒の問題に寄り添い

家庭環境などの環境面への働きかけを行う

福祉の専門職です。

社会福祉士や精神保健福祉士の資格を

もっています。

 

SSWと略して言ったり書いたりするようです。

SCと略されるスクールカウンセラーと似ています。

違いを次のように説明していました。

 

スクールカウンセラーは、カウンセリング等を通して、

心理的側面から、子どもたちの抱えている悩みや問題の

解決に向けて支援する職業。

それに対して、スクールソーシャルワーカーは、

子どもを取り巻く「環境」に働きかけ、

家庭・学校・地域の橋渡し等により、

問題解決に向けて支援する職業。

「環境」とは、様々です。

資料によると、「家族関係」「個人特性」「学校での生活」

「地域での人間関係」「過去の経験」など。

表面化する子どもたちの問題「非行」「忘れ物」「遅刻」

「いじめ」「無気力」「不登校」「虐待」「発達障害?」等の背景には、

上記のような「環境」が影響してる場合があり、

そこに働きかける仕事というわけです。

  

でも、学校への配置率は高くありません。

42.6%です。

ちなみに地元愛知県はさらに導入が遅れていて、

実際私が勤務している市は。

まだ配置されていません。

隣市は3名配置されているそうです。

まだ私には身近になっていない職業です。

だから研修会でお話が聴けて良かったと思いました。

  

いつから始まった制度なのだろうと思い、調べました。

学校保健 「チーム学校」~スクールソーシャルワーカーの活動に光をあてて~

ここには次のように書いてありました。

  

文部科学省で2008年にSSW活用事業を始めました。

その時いじめや不登校等の問題がすごく複雑化していて、

学校の中だけでは対応しきれない。

特に家庭や学校外の専門機関と連携をしていく、

共同していくというときのシステム作りをするための専門家として

SSWが必要だよねという話になりました。

SSWが配置されることによって、

学校がより開かれた生徒指導体制ができるのではないかというのが目的、

それを期待してSSWが導入されました。 

 

10年が経ったわけです。

研修会の冒頭で見せてもらった映像。

滋賀県のスクールソーシャルワーカーさんが作ったものだそうです。


YouTube: 貧困を背負って生きる子どもたち 仁の物語(前編)


YouTube: 貧困を背負って生きる子どもたち 仁の物語(後編)


YouTube: 貧困を背負って生きる子どもたち 智の物語 前編


YouTube: 貧困を背負って生きる子どもたち 智の物語 後編

映像に付けられたコメントです。

 

貧困を背負って生きる子どもたち 

このヴィジュアルノベルはスクールソーシャルワーカーとして

出会ってきた子どもたちの様子やエピソードをモデルに

幸重社会福祉士事務所で教材として

作られたフィクションの物語です。

子どもの貧困を背負っていきていくこと

そのことで子どもは学校生活においてどのような

生きづらさを抱えているのか

学校の中にいる大人たちは何が出来るのか

そのようなことを考える

一つのツールとして多くの人たちに視聴し

また活用していただければ幸いです。

またこのヴィジュアルノベルを使った

「子どもの貧困」を学ぶ教材セットも販売しています。

興味のある方はこちらのサイトを参照ください。

http://yukishige.jp/kouen_book.html

  

 

この映像について、次の投稿で。

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