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2018年9月23日 (日)

田沢湖に玉川の水はどこから流入しているのか

今日は9月23日。

  

内容は前投稿の続きです。

田沢湖に玉川の水を導入している水路がどうなっているのだろう?

気になったので調べました。

  

このサイトが参考になりました。

廃線リポート 玉川森林鉄道  その3

  

廃線を探索していた方が、

玉川から分岐して田沢湖に導水している水門に

遭遇していました。

Photo_4

Photo_5  

この水門がある場所を、地図で探しました。

見つけました。

Yahoo!地図で示します。

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玉川の水は導入口より取り入れられ、

地下を流れて田沢湖へは「流入口」から流れ込みます。

「流入口」より「流出口」の方がよかったかな?

  

Yahoo!地図の「写真」で「玉川流入口」付近のアップ。

Photo_7

青い矢印で示したようにして、玉川の水は導水路に導かれます。

 

今度は「流入口」付近ののアップ。

Photo_8  

何と、ちょうど玉川の水が勢いよく

田沢湖の流入いている最中でした。

 

次はグーグルアースで迫ります。

ストリートビュー 玉川導入口付近

Photo_9  

中央の遠くに見えるのが、「廃線レポート」の写真にある

水門と思われます。

次は、「流入口」付近をストリートビューで迫ります。

ストリートビュー 流入口付近

Photo_10  

この時には流れ出ていませんでした。

  

「廃線レポート」さんのおかげで、

玉川の水を導入している水路が判明しました。

感謝。

自宅に居ながら、このようなことができる

インターネットのおかげでもあります。

  

最後に玉川温泉の「大噴(おおぶけ)」を

動画で。


YouTube: 玉川温泉「大噴」

 

 

コメント

こんにちは、昨日、田沢湖を再訪しました。
それで、玉川導入口のところの写真を撮ってきましたので、ごらんください。ブログを、リンクさせていただきましたので、ご確認くださいね。こちらのエントリを読んでいたおかげで、気づくことができました。ありがとうございます。なかなか、素人文系の、一人での調べものですので、田沢湖について考えておられる方の存在は、とっても頼りになります。ありがとうございます。

私はいろいろ関連本など読んでいるのですが、片側だけの言い分に偏らないようにしています。すなわち、「国策のために自然破壊」を弾劾したいという、よくある環境家崩れではありません。まず、経過・事実を正しく知ること(玉川導水も東北の冷害対策という側面もあった、たとえ、お上側が大義名分としようとも)、そしてこれからどうするのか?ということを考えたいなあと思っているのです。それは、私が福島人で、この11年間、原発事故を利用する活動家たちに、心底、辟易しているという背景があります。

中坊徹次氏のいう「農業、電力、漁業の三者並立へ」に私は同意しています。

ですから、今回、秋田大の先生が書かれた、一見過激なタイトルに、違和感を覚えたのです。

また、いろいろ、お考えをお聞かせくださいね。
よろしくお願いします。

コメントをありがとうございます。
玉川導入口を発見するのに、
自分のブログが役に立って良かったです。
ブログ「玉川導入口を見つける
【田沢湖 瑠璃色の謎 5】」を読みました。
なるほど、玉川導入口のところには
田沢湖発電所というのがあるのですね。
ここでも発電が行われていることが、
Kさんの写真からわかりました。
昭和32年に操業開始というのを他で調べて、
写真が一致しました。
新しいことが、遠隔地ですが、
少しずつわかっていくことが楽しいです。
  
国策でニジマスが絶命したひどい話と
とらえがちですが、
そうは偏らないようにしようという
お考えはいいなと思います。
当時、それがベストだと思って動いた方も
いたと思います。
偉人伝のようなものが残っていないのでしょうかね。
玉川の水を農業用水に生まれ変わらせると
唱えて、実行した人物の話が。
  
最後に、私はKさんが、
男性だと思い込んでいました。
女性の方だったのですね。
私の過去の体験による先入観が
そう思わせていました。
失礼しました。
ちなみに私は男性です。
  
それではこれで。


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