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2018年9月25日 (火)

20180901報告その4 枠を外して発想することをやってみたくなる塾

 

今日は9月25日。

  

体育祭の振り替え休日があったので、

勤務校は4連休でした。

やりたいこと、やらねばならないことを

いくつかやってきたけど、

なかなか終わらないなあ。

  

9月1日のキミヤーズ塾に参加した時の報告も、

4連休中にはできずに、今朝やり始めました。

ここでも道草 20180901報告その3 膝に手を置いて聴くのがいいのか?(2018年9月18日投稿)

↑ この記事の続きです。

  

※茶色の文字は要項の視写。あるいは聴いたこと。

※印は私の思ったことなど。

 教えてもらったことをここに書き留めていくことで、

 教えが私の血や肉になっていくことを願っています。

  

 

ほめる=良さの発見 価値の創造

・ほめないと、ほめることが上手にならない

 NTH(何はともあれほめる)

・3段ほめ はじめにほめ、プロセスをほめ、最後にほめる

・「遠ぼめ」遠いところからわざとほめる。参加者がわかる。伝わる。

・「振り返りぼめ」”先生と一緒にやったからできた”ではなくて、

  ”自分一人でやった”感を子どもにもたせるためのほめ方。

  途中まで一緒にやって、できそうだと判断した段階で他の子を見て、

  やり遂げた時に振り返って驚きながらほめる。自信をつけさせるため。

・「おびきぼめ」座っている子をほめることで、座っていない子もおびきよせる。

 

※「3段ぼめ」は「その気」にさせて、「やる気」にさせて、

 自信をつけさせる村上先生の基本につながる方法だと思います。

  

 

・「もう一人の自分」 怒られた時の圧迫感を減らす。

 

※久々、「もう一人の自分」の解説。

 真似したくてもなかなかできない村上先生の手法の一つ。

 なかなか作るのが難しい。

 このやり方がいいことは、最初に村上先生の話を聴いた時から

 思っています。 

  

  

・本の読み聞かせ 表紙の題名が隠されている。

 「題名は何でしょう」と聞くよりも、

 「ここに何と書いてあるでしょう」と聞くのが、発達障害の子にはよい。

  

※後者の方が具体的でワクワク感があります。

 村上先生は経験上、この結論に至ったのだと思います。

  

  

・支援は、徐々に外していく

 最も重要な支援は、支援を外すという支援

 常に、支援の外し方を考えておく

 支援の外し方の妙味をある(芸術的な外し方)

 障害特性を強めてしまわないように

 無意味に丁寧すぎないように 過干渉は×

 いつも新しい目で、子どもを見つめる

 細かくマイナーチャンジを試みる

 支援を外すことで、教材が染み込む

  

※「芸術的な外し方」に興味あり。どのような外し方だろう。

 「外し方」をあまり意識したことがないので、視点の一つに加えたいです。

 やっていることをやめていく・・そんな簡単な「外し方」でしか

 今のところありません。

  

  

・プリント学習の功罪

 ①見かけ上の成果が残せる   

 ②プリント学習は作業であって、考えることではない。

 ③解法の手順をおぼえるだけで、考えなくなる

 ④脳の刈り込みが起こる(シナプス刈り込み)

 ⑤人間関係を希薄にする(関係ぶつ切り)

  

※まずは「功罪」の意味調べ。「優れた成果と罪や過ち」の意味。

 でもプリント学習の「罪」しかありません。

 次のサイトには、「功罪」についてこうも書いています。

 意味ブロ - ちょっと難しい言葉の意味まとめ 功罪の意味

  

 優れた成果には、悪い面もある。

 「功罪」はどちらかというと、その悪い面を表すことが多いです。

  

 まさに村上先生はこの意味で「功罪」を使っています。

 計算を解ける子にするのではなく、考える子にするには

 プリントを解いていくだけの授業ではダメなのです。

 社会科教師としては、必要な知識を与えつつ、

 子どもたちに表現させる機会を与える必要があります。

  

  

・説明ではなく表現

 1.文字の学習で、子どもたちの豊かな感性や発想、

   そして意欲を妨げないように

 2.正確さや再現性だけを求めると、それは単なる説明になる

 3.うんち語文字をこき(書き)、それをもとに話すという

   一連のプロセスが、表現

 4.うんち語文字を介在させることで、子どもたちがつながり、

   表現の創発を引き出す 

 5.表現することで、創造を体験させる

  

※子どもたちに「創造を体験」させたいですね。

 そう願っていないと、教師もマンネリになっていくと思います。

 教師も創造し続けないと、創造の楽しさを伝えることはできないと思います。 

 そのためには「発想」できるかどうか。

 村上先生の発想は、枠がないのがすごい。

  

  

・発想を狭めるための大義

 正しいということ

 倫理的・道徳的ということ

 合理的ということ

 役に立つということ

 人間工学的に正しい

 基礎・基本ということ

 常識・良識・分別などなど

 保健・安全面からの見地など

   

  

※これらの大義を横に置けるから村上先生の発想は

 新鮮で、危険? だから魅力があるんだよなあ。

 100分1?くらい見習って何か考えて動くと、

 それは効果的で、周りの注目を受けます。

 教師は、自分で枠をはめて考えており、もったいないこと。

 村上先生に触れることで、少しは枠が外せます。

 前回の報告のように、膝に手を置いて話を聴くことが

 本当にいいのかと考えることができます。

  

  

・極意 

 子どもの自主性・自発性を徹底的に引き出す

 (仕掛け、罠にかける)(リアリティ)

 子どものモチベーションを上げる

 具合的に教具を考える(こじ付けでも)

 威圧的な指示語はダメ(命令口調×)

 子どもに対する興味を持ち続ける

 子どももワクワク、指導者もワクワク

 自由な創造性がカギに(アート)

  

※「具体的に教具を」は忘れてはならないこと。

 私には毎年2月に発表の場所があります。「わらしべ」です。

 子どもたちにこんな力を!と思ったら、教具に走る2学期にしたい。

 それが面白いから。

※子どもには知れば知るほど事情があり、能力があり・・・

 中学校で触れ合うことが少ないと、見えていないことが多いです。

 できるだけ触れあい、情報を集めることを諦めないで行こうと思います。

 上っ面だけのつきあいで終わりたくないですね。

※「創造」だよなあ。再び書くけど、子どもにも体験させたい「創造」

 そのためには教師も「創造」をしていかなくては。

  

つづく

  

 

 

  

 

  

  

  

  

 

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