全国高校野球史上初のタイブレークの試合を見た
今日は8月7日。
昨日、出張が終わってから、高校野球の中継を見ました。
佐久長聖高校(長野代表)VS
旭川大付属高校(北北海道代表)
父親が、出身県の長野県を応援していたので、
一緒に応援していました。
いろいろなことがあった、目が離せない試合でした。
2-3で旭川大リードで迎えた8回表、佐久長聖の攻撃。
2アウト、ランナー1・2塁。
打者が打ったのはレフトフライ。
平凡なフライと思いきや、風でボールがセンター方向に流された。
レフトを守る持丸(もちまる)君が落球。
2者が生還して4-3。佐久長聖が逆転した。
佐久長聖がこのままいけば勝つけど、
レフトの持丸君のことを考えると、複雑な気持ちだった。
9回裏の旭川大の攻撃。
1アウトでランナー2塁。
中筋君が打った当たりは、レフトのライン上にポトリ。
2ベース。ランナーが生還して4-4の同点。
追いつかれたのは残念だけど持丸君のことを考えると
リセットされたことでホッとした。
一転、佐久長聖のサヨナラ負けのピンチ。
2アウト、ランナー2・3塁。
菅原君の打った球は左中間への飛球。
レフトとセンターが追いかけて、交錯。
2人とも倒れた。
アナウンサーの声。「捕ったのか?」
レフトの眞銅(しんどう)君がグローブを挙げた。
捕っていた。3アウトチェンジ。
延長戦。
12回で決着がつかず。甲子園初のタイブレーク。
こうなると、最後まで見ないと気が済まない。
14回表佐久長聖の攻撃。
タイブレークなので、0アウト1・2塁。
眞銅君のバントは3塁線に転がる。
サードの選手は切れると判断して見送る。
しかしボールは、中に入ってくる。
それでも見送るサード。
再びボールは線に向かって転がりだすが、
線を越えることなく止まる。
サードの選手はそこでボールをつかむ。
悔しそうだった。そうだろう。
グランドの微妙な凹みによって、
ボールは跳ねて中に入ったように見えた。
次打者のセカンドゴロの間に、ランナー生還。
5-4で佐久長聖がリード。
14回裏の旭川大の攻撃は0点。
決着がついた。
試合の途中で、解説の方が言っていました。
「どっちに流れがあるのか、よくわからない試合」
賛成。
流れは、短時間に両チームの間を行ったり来たりしていました。
私は見逃していましたが、8回表の佐久長聖の攻撃で、
レフト持丸君の捕ったのが、ワンバウンド判定で打者セーフ。
でも本当はノーバウンドで捕っていたのではという話が、
ネット上には飛び交っています。
もしノーバウンドで捕っていたなら、スリーアウト。
その後の佐久長聖の逆転はなかったのです。
いろいろあった試合でした。
見ごたえがありました。
記録に残したいと思い、記憶が定かなうちに、
こうやって書いてしまいました。
今朝のニュースで、もう一度昨日のゲームを見ておきたい。
付けたし・・・
今朝のニュース「あさチャン!」(CBCテレビ)より。
9回裏旭川大の攻撃。
レフトの眞銅君のファインプレーシーン。
写真を載せます。
捕ったのか?捕れなかったのか?
生放送で見た時にはわからず、ドキドキしました。
こうやってじっくり見ると、
センターの選手間に合っていたかも。
この後、センターの選手は痛みでしばらく動けず。
でも、その直前、
眞銅君がキャッチしているのは、確認している。
(下から2枚目の写真)
本当の痛みはこの後襲ってきたのでしょう。
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