「南極 氷の下のタイムカプセル」その1.光合成で酸素をつくるシアノバクテリア
今日は7月24日。
今年の夏休み。いつも以上に頑張りたいのは、
テレビ番組をたくさん見て教材研究をすること。
この30年ほど、その思いは継続してきましたが、
中学校に勤務したことで、授業でテレビ番組を見せることが
増えたことで、さらに力を入れたいと思うようになりました。
①「ザ・テレビジョン」or「TVガイド」で番組チェックをする。
② 録画する。
③ 録画した番組をBD-Rにダビングする。
④ エクセルに番組名をうちこんで、検索できるようにする。
⑤ 大事な場面は写真撮影したり、聞き書きしたり、
自分でも調べ物をしたりする。
⑥ ⑤のことを、このブログにまとめて読み物化する。
※ここでも道草 みんなでテレビ番組を読み物に変換することができるといい(2018年1月8日投稿)
この流れです。
これが本当に授業に有効なのか?という声も
自分の中にもあります。
しかし、ずっとやってきたことであるし、
きっといい方向に行くと信じて継続していきたい。
こういう夢中になれる私らしい流れを所有できていることを
幸運と思いたい。
1日24時間は誰にも与えられた時間。
それを何に多く時間を費やすかで、その人らしさが出てきます。
私はこの流れです。
実践。
7月12日放映の「南極 氷の下のタイムカプセル」(NHKBSプレミアム)より。
この番組は、2月24日に放映されたようで、再放送でした。
次のサイトが、参考になりました。
※私の備忘録(小説・映画・TVレビュー) 「南極」 氷の下のタイムカプセル BSプレミアム 2/24放送
科学者たちが、南極に出向いて、厚い氷に覆われた
アンターセー湖にドリルで穴をあけ、湖底を探るドキュメンタリー。
湖底には、植物も魚もいない。
太陽光線も5%ほどしか届かない。
35億年前の地球の状態が保存されている場所らしい。
専門のダイバーがいるのかと思ったら、
科学者本人が潜りだしたのでビックリ。
NHKのカメラマンも高画質のカメラをもって潜水。
再びビックリ。おかげさまで、家に居ながらにして、
素晴らしい映像を見ることができました。
湖底には、こぶのようなふくらみがあったり、
針状のものが生えている場所もありました。
針状のものの先から糸のようなものが出ていて、
他の針状のものの先につながっていました。
網目状になっている場所もありました。
これらのものは、バクテリアの集合体でした。
バクテリアの名前は、シアノバクテリアです。
シアノバクテリアは、地球上で初めて光合成を行ったとされる
生き物だそうです。
↑これがシアノバクテリア。
種類によって、集合体が作る形も変わってくるそうです。
かつて地球には酸素がありませんでした。
シアノバクテリアが光合成によって酸素を作り出し、
その酸素が地球を覆っていきました。
20数億年前に、地球では急激に酸素が増えた時がありました。
「大酸化事変」と言うそうです。
シアノバクテリアが大きくかかわりました。
シアノバクテリアが生み出した酸素の気泡です↓
次のサイトにこう書いてありました。
※太古の記憶 22億年前、地球に最初に溢れ出した酸素が生命を高度に進化させた(大酸化事変)
当時の海に溢れ出した酸素は、酸化鉄を生み出すのと他に、
生命に劇的な進化をもたらしました。
まず、その大きさが飛躍的に拡大されました。
それまでの生物の全長を100倍から
1000倍程度に大きくさせたのです。
人間では考えられないようなスケールでの進化が起こりました。
彼らは真核生物と呼ばれています。
真核生物は体のしくみをより複雑で高度なものにしました。
その実体は植物、および動物の原型となる"細胞"です。
細胞のなかに酸素を代謝する器官を取り込んだもの(動物細胞)、
またはその中に光合成を行うための器官(植物細胞)をもつものが
誕生していきました。
面白いです。
動物細胞と植物細胞の誕生は、
好奇心をくすぐります。
つづく。
コメント