「南極 氷の下のタイムカプセル」その2.シアノバクテリアが葉緑体になった?
今日は7月24日。
前投稿に引き続き、7月12日放映の
「南極 氷の下のタイムカプセル」(NHKBSプレミアム)より。
番組のラスト付近を聞き書きします。
ナレーター:(前略)こうしてシアノバクテリアは、
世界中に拡がったと推測されます。
オーストラリア西部にあるシャーク湾です。
岩のように見えるのは「ストロマトライト」と呼ばれる
シアノバクテリアと泥が固まってできた塊です。
表面では、シアノバクテリアが光合成を行っています。
地球の海はかつてこのような光景が広がり、
大量の酸素を排出していたのです。
デール・アンダーセン博士:シアノバクテリアは、
とても小さな生き物ですが、長い時間をかけて、
地球の大気に大量の酸素を供給し、
地球環境を変えました。
シアノバクテリアの誕生は、まさに地球の歴史の
大きな転換点だったのです。
ナレーター:それだけではありません。
シアノバクテリアは驚異的な進化を遂げます。
生物の細胞の中に入り、植物などの葉緑体になったと
考えらえています。
つまり、酸素を作り出す森は、
シアノバクテリアが究極の進化を遂げた姿なのです。
シアノバクテリアが葉緑体になった!
本当? 目から鱗の内容でした。
この番組での収穫は、
シアノバクテリアを知ったこと。
すごいぞ、シアノバクテリア!
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