教育ICTセミナー2018(春)2/プログラミング教育とは?
今日は4月6日。
次の投稿の続きです。
※ここでも道草 教育ICTセミナー2018(春)1/ラインナップ(2018年3月29日投稿)
「新学習指導要領下におけるプログラミング教育に向けた取組」
文部科学省生涯学習政策局情報教育課 情報教育振興課
情報教育推進係長 相川修二
必要なことを書き留めます。
〇小学校・中学校の学習指導要領は、平成29年3月31日に改訂され、
小学校は平成32年(2020年)年度から、
中学校は平成33年(2021年)年度から実施。
〇学習指導要領改訂の背景
・人工知能が進化して、人間が活躍できる職業はなくなるのではないか?
・今学校で教えていることは時代が変化したら通用しなくなるのではないか?
●子供たちに、情報化やグローバル化など急激な社会的変化の中でも、
未来の創り手となるために必要な資質・能力を確実に備えることのできる
学校教育を実現する。
〇新学習指導要領 情報教育・ICT活用関連部分のポイント
・情報活用能力を、言語能力と同様に
「学習の基盤となる資質・能力」と位置づけ。
・学校のITC環境整備とICTを活用した学習活動の従事に配慮
・小学校においては、文字入力など基本的な操作を習得、
プログラミング的思考を育成。
〇「情報活用能力」とは?・・・・昭和61年には登場してる言葉
・情報活用の実践力・・・ICTの基本的操作、情報の収集・整理・発信
・情報の科学的な理解・・プログラミング
・情報社会に参画する態度・・情報モラル
〇「小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の
育成とプログラミング教育に関する有識者会議」とりまとめ
(平成28年6月16日)【抜粋】
・私たちは現在でも、自動販売機やロボット掃除機など、
身近な生活の中で意識せずとも、様々なものに内蔵された
コンピュータとプログラミングの働きの恩恵を受けている。
このような人間とコンピュータとの関係は、
人工知能の急速な進化等に伴い、
今後ますます身近なものとなってくると考えられる。
・そうした生活の在り方を考えれば、子供たちが、
便利さの裏側でどのような仕組みが機能しているのかについて
思いを巡らせ、便利な機械が「魔法の箱」ではなく、
プログラミングを通じて人間の意図した処理を行わせることが
できるものであり、人間の叡智が生み出したものであることを
理解できるようにすることは、時代の要請として受け止めていく
必要がある。
〇プログラミング的思考とは
自分が意図する一連の活動を実現するために、
どのような動きの組み合わせが必要であり、
一つ一つの動きに対応した記号(命令)を、
どのように組み合わせたらいいのか、
記号の組み合わせをどのように改善していけば、
より意図した活動に近づくのか、といったことを
論理的に考えていく力。
〇プログラミング教育とは
子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うように
指示することができるという体験をさせながら、
将来どのような職業に就くとしても、
時代を超えて普遍的に求められる力としての
「プログラミング的思考」などを育成するもの。
コーディングを覚えることが目的ではない。
※コーディング? 調べました。
コンピューターで、プログラミング言語によってソースコードを作ること。
引用:デジタル大辞泉
※う~ん、ソースコードとは? これも調べました。
こういうのです↓
引用:コード7区 プログラム入門。ソースコードってなに? 初心者にも判る基本から
文部科学省の相川さんの話の前半です。
まずはプログラミング教育のベースになることの学習でした。
後半はまた明日。
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