20180304報告その10 妙心寺に行きたくなったテレビ番組
今日は3月26日。
前投稿の続きです。
いろいろ調べていて、こんな京都のわらべ歌を知りました。
♪ああ真如堂(しんど)
めし黒谷(食ろうたに)さん
ここらでいっぷく永観堂(ええかのう)
お茶漬けさらさら南禅寺(何膳じゃ)
黒谷さんは、金戒光明寺のことです。
このわらべ歌の中の4つのお寺のうち、
3つも行っているぞと思い、
このわらべ歌に興味をもちました。
残りは永観堂だ。
どんなメロディ、リズムなんだろう?
さて次は妙心寺に行ったことを書こうと思いますが、
妙心寺に行きたいと思ったのは、
やっぱりテレビ番組です。
2017年3月5日にBS日テレで放映された
「船越英一郎 京都の極み」です。
この番組で、船越英一郎さんが、
妙心寺付近を探索します。
写真を並べます。
キミヤーズ塾が行われる花園大学から近いので、
気になっていたお寺ではありました。
さらには、6年前にはこの妙心寺の前の宿「花園会館」に、
家族旅行で泊まっています。→ここでも道草(2012年4月25日投稿)
(その時には、妙心寺には関心がありませんでした)
その時には見向きもしなかったお寺なのに、
この6年で、気持ちが変わってきました。
花園法皇による開創。
ここで見慣れない「塔頭」という言葉が出てきました。
見慣れないだけでなく、聞き慣れない言葉でした。
「たっちゅう」と読みます。
「塔頭」とは?
コトバンクによると、「大寺院の敷地内にある小寺院や別坊」の
ことだそうです。
「法堂」は「ほうどう」と読みたいところですが、
この読み方も聞き慣れない読み方です。
「はっとう」と読みます。
によると、禅寺で住持が修行僧に法を説く道場をいい、
他宗の講堂にあたるそうです。
(住持/じゅうじ=住職)
法堂の天井には、雲竜図が描かれることが多いそうです。
※参考:終活ネット 法堂の意味とは?
少し引用。
法堂の多くは、天井に雲龍図が描かれています。
龍は仏教を守護する存在と考えられ
「龍神」としてあがめられています。
龍は雨を降らします。
また、龍神は水をつかさどる存在ともいわれています。
そのため、龍は仏の教えを助ける「八部衆」に数えられ、
法の雨(仏法の教え)を降らし、
火災から守ってくれる存在と考えられています。
民衆に仏法を教え説き広めるという意味でも、
経典を火災から守ってくれる守り神という意味でも
法堂に掲げる絵としては最良の絵といえるでしょう。
妙心寺の法堂の雲竜図を、船越さんが見ることになりました。
船越さんが見上げる先に・・・
龍雲図!
このシーンを見て、私もこの場所に行きたいと思いました。
番組で紹介されたこと。
・江戸時代の絵師狩野探幽が8年かけて描いたもの。
・360年間修復されることなく、当時のままの姿を留めている。
・口が鰐(わに)、ひげが鯰(なまず)、角が鹿、胴体が蛇、
鱗(うろこ)は鯉(こい)、爪は鷲や鷹をモデルにして描いたとのこと。
・最後に目を描いた。やさしい動物の目を参考にして描いた。
その動物とは?・・・・・・・・・・牛だそうです。
・最後に目を描く。画竜点睛(がりょうてんせい)・・・
思い出す四字熟語
・どこから見ても龍と視線が合うことから、
「八方睨みの龍」とも呼ばれている。
牛の目!確かにやさしそうです。このネタ、授業で使えそうです。
この雲竜図を見せて、参考にした動物を紹介していって、
最後に目を入れたことを言い、画竜点睛の四字熟語を説明した後に、
「この目は、あるやさしい動物の目を参考にして書いたそうです。
その動物とは何だと思いますか?」と聞いてみたい。
つづく
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